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J-GLOBAL ID:201502202452628547   整理番号:15A0562152

リン酸肥沃度の高い圃場におけるアーバスキュラー菌根菌:ネギへの接種効果と土着AM菌の分離

著者 (7件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 48-57  発行年: 2015年04月01日 
JST資料番号: L1734A  ISSN: 0912-2184  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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リン酸肥沃度が高い土壌条件に適応したAM菌の探索を目的に,ネギを用いて,以下の試験を行った。(1)リン酸肥沃度が高い圃場に,Glomus sp.R-10の育苗時接種区と非接種区を設けた。加えて,ネギの根に感染したAM菌の種類をrRNA遺伝子で解析した。(2)AM菌を隣接した圃場から分離し,胞子形態およびrRNA遺伝子から同定を行った。(3)このAM菌のネギに対する効果をGlomus sp.R-10と比較するポット試験を行った。その結果,(1)可給態リン酸量が同等な場合,育苗時の接種の有無で生育と収量に差はなかった。育苗時にAM菌を接種していない非接種区で土着AM菌の感染が認められ生育が進むと感染率に処理の差は認められなかった。非接種区からGigaspora margarita,Claroideoglomus etunicatumの配列が検出された。(2)分離したAM菌(東北大学フィールドセンター分離株)をC.etunicatumと同定した。(3)この菌株は高リン酸条件でGlomus sp.R-10より感染性が高かく,非接種の対照区に比べて生育促進効果がみられた。これらの結果から,リン酸肥沃度の高い土壌でネギに土着AM菌の感染が確認され,適応したAM菌の存在が示唆された。分離・同定したC.etunicatumはリン酸肥沃度が高い条件でも高い感染性を示した。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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異種生物間相互作用  ,  土壌生物  ,  野菜 
引用文献 (55件):
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