文献

J-GLOBAL ID：201502202470964791   整理番号：15A0419044

固定化抗微生物ペプチドを介した病原性細菌の無標識検出

Label-free detection of pathogenic bacteria via immobilized antimicrobial peptides

著者 (2件)： DONG Zong-Mu (Coll. of Environmental Sci. and Engineering, Anhui Normal Univ., Wuhu 241000, CHN) ,  ZHAO Guang-Chao (Coll. of Environmental Sci. and Engineering, Anhui Normal Univ., Wuhu 241000, CHN)
資料名： Talanta  (Talanta)
巻： 137  ページ： 55-61  発行年： 2015年05月15日 
JST資料番号： E0324A  ISSN： 0039-9140  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 特異的な抗微生物ペプチド(AMP)機能化水晶微量天秤(QCM)電極を用いて細菌を検出する新規な無標識法を開発した。本電極界面を応用して,小さな合成抗微生物ペプチドおよび病原性大腸菌O157:H7間の特異的親和性に基づいて病原性大腸菌O157:H7の検出に成功した。病原性大腸菌O157:H7濃度を,QCMの周波数応答により検出限界0.4cfuμL^-1で高感度に測定した。細菌培養プロセスが必要ないため,定量は10分以内に完了する。一方で,特異的抗微生物ペプチドを金電極に固定化すると,本無標識法はまた電気化学インピーダンス分光法(EIS)により実施できる。QCM法と比較して,EIS測定は感度が低く,より長い分析時間を要する。抗微生物ペプチドとQCMのリアルタイム応答の組み合わせ,加えてEISの電子式読み出しモニタリングは細菌の直接検出に新たな道を開くであろう。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ペプチド ,  *大腸菌O157 ,  病原性大腸菌 ,  *微量天秤 ,  *定量分析 ,  *バイオセンサ ,  スペクトロスコピー
準シソーラス用語： *抗微生物ペプチド ,  *水晶微量天秤 ,  *大腸菌O157:H7 ,  電気化学インピーダンス分光法

分類 (3件)： 分析機器  (CC02020S) ,  有機物質の物理分析一般  (CC03031B) ,  微生物検査法  (EG02020G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 固定化 ,  抗微生物ペプチド ,  病原性細菌 ,  無標識検出