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J-GLOBAL ID：201502202532415374   整理番号：15A0726133

QCDのNLL次数における三体崩壊関数に基づくTMDパートン分布

TMD parton distributions based on three-body decay functions in NLL order of QCD

著者 (1件)： TANAKA Hidekazu (Rikkyo Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web)  (Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web))
巻： 2015  号： 4  ページ： 043B03 (WEB ONLY)  発行年： 2015年04月 
JST資料番号： U0548A  ISSN： 2050-3911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 空間状パートン分枝の三体崩壊関数を用いて,量子色力学(QCD)の次主要対数(NLL)次数における横運動量依存(TMD)パートン分布関数を評価した。次主要項による干渉寄与を,初期状態パートン放射における横運動量の評価のために取り入れた。崩壊関数のいくつかの性質も調べた。一例として,計算結果を[Kimber等,Phys.Rev.D63,11402(2001)],[Watt等,Eur.Phys.J.C31,73(2003)],[Martin等,Eur.Phys.J.C66,167(2010)]で提唱されたアルゴリズムに基づく結果と比較した。これらアルゴリズムでは,干渉効果に起因する角度順序付け条件によるk_t因子分解に基づいてTMDパートン分布が定義されている。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *量子色力学 ,  *分布関数 ,  *パートン模型 ,  崩壊 ,  横運動量 ,  高次補正 ,  三体問題 ,  運動量分布
準シソーラス用語： パートン分布 ,  干渉効果

分類 (1件)： 強い相互作用の模型  (BF02040W)

引用文献 (22件)：

• M. A. Kimber, A. D. Martin, andM. G. Ryskin, Eur. Phys. J. C 12, 655 (2000).
• M. A. Kimber, A. D. Martin, andM. G. Ryskin, Phys. Rev. D 63, 11402 (2001).
• G. Watt, A. D. Martin, and M. G. Ryskin, Eur. Phys. J. C 31, 73 (2003).
• A. D. Martin, M. G. Ryskin, and G. Watt, Eur. Phys. J. C 66, 167 (2010).
• S. Catani, M. Ciafaloni, and F. Hautmann, Nucl. Phys. B 366, 135 (1991).

タイトルに関連する用語 (6件)： QCD ,  次数 ,  崩壊 ,  関数 ,  TMD ,  パートン分布