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J-GLOBAL ID：201502202583223900   整理番号：15A0998634

津波漂流物の衝突を対象としたコンクリート充填鋼管部材の耐衝撃性能評価法の開発

DEVELOPMENT OF AN EVALUATION METHOD FOR IMPACT RESISTANT CAPACITY OF CONCRETE FILLED TUBELAR MEMBERS AGAINST TSUNAMI FLOTSAM COLLISION

著者 (2件)： 河野昭彦 (九大 大学院人間環境学研究院) ,  河口弘光 (九大 大学院人間環境学府)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 715  ページ： 1497-1503  発行年： 2015年09月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 津波漂流物の衝撃を対象としたコンクリート充填鋼管(CFT)部材の耐衝撃性能評価について検討した。CFT部材の地震応答解析を応用した衝撃応答解析モデルを作成し,軸力作用時の衝撃挙動を明らかにした。さらに塑性ヒンジモデルを用い,一定軸力作用時にCFT部材の吸収し得る最大の衝撃エネルギーの算定法を導出し,CFT部材の耐衝撃性能評価法を提案した。その結果,以下の知見を得た。1)骨組の地震応答解析プログラムを利用した衝撃応答解析モデルは,鋼管に亀裂を生じた試験体を除き,いずれも実験結果を精度良く解析できた。2)解析により,高軸力の作用したCFT部材に衝撃荷重が作用した場合,P-Δ効果により軸力支持能力が喪失し部材が崩壊に至る。3)塑性ヒンジモデルにより,CFT部材が軸力支持能力を維持するための衝撃力の入力エネルギーの上限,および終局時のたわみについての算定式を導出し,衝撃応答解析との比較により式の妥当性を確認した。

シソーラス用語： 鋼管コンクリート構造 ,  *コンクリート充填鋼管 ,  *衝撃強さ ,  性能評価 ,  津波 ,  物 ,  インパルス応答 ,  応答解析 ,  解析モデル ,  軸力 ,  塑性ヒンジ ,  衝突エネルギー ,  エネルギー吸収 ,  浮体
準シソーラス用語： P-δ効果 ,  衝撃応答 ,  衝撃応答解析 ,  塑性ヒンジモデル ,  津波漂流物 ,  漂流物 ,  浮遊物体

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

タイトルに関連する用語 (8件)： 津波 ,  漂流物 ,  衝突 ,  コンクリート充填鋼管 ,  耐衝撃性 ,  能 ,  評価法 ,  開発