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J-GLOBAL ID:201502202666554444   整理番号:15A1223582

溶融塩Li2BeF4(FLiBe)中のUNS N10003の高温腐食

High-Temperature Corrosion of UNS N10003 in Molten Li2BeF4 (FLiBe) Salt
著者 (7件):
資料名:
巻: 71  号: 10  ページ: 1257-1266  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: B0320A  ISSN: 0010-9312  CODEN: CORRAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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フッ化物溶融塩冷却高温原子炉の構造用候補材料としての高ニッケル合金ハステロイN(UNS N10003)を念頭に置き,700°Cの精製した27LiF-BeF2(66-34mol%)(FLiBe)溶融塩中で1000時間N10003をニッケルおよびグラファイト製カプセルを用いて浸漬し,その腐食挙動を研究した。試験後,試験片の重量変化を測定し,また表面およびその近傍を,エネルギー分散型X線分析器を備えた走査型電子顕微鏡,FIBミリング,X線回折および走査透過電子顕微鏡で分析した。その結果,ニッケルカプセルを使用した試験片では,表面から深さ約200nmまでポーラス層が認められ,表面のCr欠乏層から予測される浸食深さは3.5μmであった。グラファイトカプセルでは表面近傍に炭化物(Cr3C2,Cr7C3およびMo2C)の形成に加え,深さ約1.4μmにわたり大量のCr欠乏層とNi3Fe層の形成が認められた。この層の下ではCr23C6粒子を含む層が深さ約7μm存在した。このようにグラファイトは微細構造の変化を引き起こすが,炭化物としてCrを安定化させ長期間でのUNS N10003のFLiBe溶融塩中への溶解を減少させる。熱拡散支配腐食モデルに基づき腐食機構を考察した。
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分類 (1件):
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腐食 
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