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J-GLOBAL ID：201502202671838019   整理番号：15A0830891

台湾における脱原発運動の展開と限界-第4原発国民投票をめぐって

著者 (1件)： 酒井亨 (金沢学院大 経済情報)
資料名： 金沢学院大学紀要 文学・美術・社会学編  (Journal of Kanazawa Gakuin University. Humanities, the Arts and Sociology)
号： 12  ページ： 61-71  発行年： 2014年03月01日 
JST資料番号： L6418A  ISSN： 1881-8013  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 台湾においては2013年2月,行政院長(首相)が第4原発建設の是非を問う国民投票を提案したことをきっかけに原発が大きな社会問題になっている。国民党独裁政権から民主化を果たす際に,反・脱原発運動に代表される社会運動が大きな役割を果たしてきたが,それでも脱原発の民意は主流とはいえなかった。だが2011年3月東日本大震災を契機とする福島第1原発事故が発生して以来,台湾でも原発への不安と疑問の声は強まっている。台湾の法制度やシステムは近年日本との共通性を強めており,福島原発事故によって強まった脱原発の機運と国民投票の帰趨は,我が国の原発の将来性につながり,選挙民主主義のあり方の見直しにもつながる問題であり,台湾の動向が注目される。(著者抄録)

シソーラス用語： *原子力発電 ,  *原子炉事故 ,  *パブリックアクセプタンス ,  エネルギー政策 ,  *国家政策 ,  放射性廃棄物 ,  投票 ,  *民主主義 ,  政治 ,  *住民運動 ,  *脱原子力発電 ,  *東電福島第一原子力発電所事故 ,  *運動
準シソーラス用語： *脱原発 ,  *福島原発事故 ,  *原子力政策 ,  選挙

分類 (1件)： 社会問題  (MA01070S)

タイトルに関連する用語 (8件)： 台湾 ,  脱原発 ,  運動 ,  展開 ,  限界 ,  原発 ,  国民 ,  投票