文献

J-GLOBAL ID：201502202677485886   整理番号：15A1309571

ナス科対抗植物の短期間栽培によるジャガイモシストセンチュウ密度低減

著者 (6件)： 伊藤賢治 (農研機構 北海道農業研究セ) ,  奈良部孝 (農研機構 北海道農業研究セ) ,  佐久間太 (雪印種苗 北海道研究農場) ,  臼木一英 (農研機構 北海道農業研究セ) ,  相場聡 (農研機構 北海道農業研究セ) ,  小野寺鶴将 (道総研 北見農試)
資料名： 北農
巻： 82  号： 4  ページ： 399-406  発行年： 2015年10月01日 
JST資料番号： F0679A  ISSN： 0018-3490  CODEN： HOKUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ナス科対抗植物であるSolanum peruvianumまたはハリナスビを,休閑緑肥として初夏に1kg/10a播種して60~80日間栽培すると,圃場のジャガイモシストセンチュウ密度は栽培前の15%以下に低減し,中密度以下の圃場であれば要防除水準(10卵/1g乾土)以下になる。ナス科対抗植物は機械播種により,大規模栽培にも適用可能である。(著者抄録)

シソーラス用語： *植物 ,  *ナス科 ,  *シストセンチュウ科 ,  *害虫防除 ,  トマト属 ,  ナス属 ,  緑肥 ,  休耕 ,  水準 ,  *ジャガイモ
準シソーラス用語： Solanum peruvianum ,  *ジャガイモシストセンチュウ ,  ハリナスビ ,  *対抗植物 ,  要防除水準

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  線虫による植物被害  (FC04073L) ,  栽培的防除  (FC05020Q)

引用文献 (5件)：

• 伊藤賢治,奈良部孝(2012)ハリナスビの短期間栽培によるジャガイモシストセンチュウ密度低減効果.北日本病虫研報 63:157-159.
• 伊藤賢治,植原健人,臼木一英(2014)資材低減型緑肥作物の選定と輪作体系の開発(1)線虫密度低減機能から見た対抗植物の選定.研究成果第503集 担い手の育成に資するIT等を活用した新しい生産システムの開発,農林水産省農林水産技術会議事務局,東京,77-80.
• Scholte, K. and Vos, J. (2000) Effects of potential trap crops and planting date on soil infestation with potato cyst nematodes and root-knot nematodes. Ann. Appl. Biol. 137 : 153-164.
• Scholte, K. (2000) Growth and development of plants with potential for use as trap crops for potato cyst nematodes and their effects on the numbers of juveniles in cysts. Ann. Appl. Biol. 137: 31-42.
• 山田英一,佐久間 太,山下 茂,高橋 穣(2007)ジャガイモシストセンチュウに対するナス科植物の密度低減効果.日線虫誌 37:21-36.

タイトルに関連する用語 (6件)： ナス科 ,  植物 ,  短期間 ,  栽培 ,  ジャガイモシストセンチュウ ,  密度