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J-GLOBAL ID：201502202741399734   整理番号：15A0162279

表面被覆工および断面修復工による補修を施したコンクリート構造物の再劣化

著者 (5件)： 熊谷慎祐 (土木研) ,  櫻庭浩樹 (土木研) ,  宮田敦士 (土木研) ,  佐々木厳 (土木研) ,  西崎到 (土木研)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 14  ページ： 271-276  発行年： 2014年10月31日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 劣化したコンクリート構造物の表面被覆工や断面修復工による補修は,劣化因子の浸入抑制や除去により,コンクリート構造物の性能回復と延命を目的としている。しかし,補修時の施工環境や供用環境によっては,表面被覆材に膨れなどの変状が生じ,期待する補修効果が得られない場合がある。本研究では,補修後に再劣化したコンクリート構造物について,表面被覆材の接着性試験,X線CT画像による膨れおよび躯体の内部構造の観察を行い,変状の原因について調査した。その結果,断面修復部やコンクリートに生じたひび割れ近傍への水の集積が,表面被覆材に膨れや一体性の低下を招く事例を示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *修理 ,  *コンクリート構造 ,  被覆 ,  劣化 ,  *ブリスタリング ,  内部構造 ,  亀裂 ,  橋桁 ,  接着強さ ,  吸水率 ,  表面被覆
準シソーラス用語： 再劣化 ,  断面修復 ,  表面被覆加工 ,  膨れ

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (2件)：

• 北野, 酒井, 花井, 木村,「プレストレスト道路橋の振動計測 (一般国道 8 号能生大橋)」, 土木学会第 66 回年次学術講演会, V-149, pp.297-298, 2011 年 9 月
• 安藤, 藤原, 山本, 山田,「コンクリート構造物の塗装系防食材の追跡調査報告」, コンクリート構造物の補修, 補強, アップグレード論文報告集, Vol.5, pp.399-404, 2005 年 10 月

タイトルに関連する用語 (4件)： 表面被覆 ,  断面修復 ,  補修 ,  コンクリート構造物