文献

J-GLOBAL ID：201502202800440710   整理番号：15A1093594

米デンプンおよび1-メチル-3-プロピルイミダゾリウムヨージドイオン液体から調製したポリマー電解質色素増感太陽電池

Polymer electrolyte based dye-sensitized solar cell with rice starch and 1-methyl-3-propylimidazolium iodide ionic liquid

著者 (3件)： KHANMIRZAEI Mohammad Hassan (Centre of Ionics Univ. of Malaya, Dep. of Physics, Fac. of Sci., Univ. of Malaya, 50603 Kuala Lumpur, Malaysia) ,  RAMESH S. (Centre of Ionics Univ. of Malaya, Dep. of Physics, Fac. of Sci., Univ. of Malaya, 50603 Kuala Lumpur, Malaysia) ,  RAMESH K. (Centre of Ionics Univ. of Malaya, Dep. of Physics, Fac. of Sci., Univ. of Malaya, 50603 Kuala Lumpur, Malaysia)
資料名： Materials & Design  (Materials & Design)
巻： 85  ページ： 833-837  発行年： 2015年11月15日 
JST資料番号： A0495B  ISSN： 0264-1275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生分解性米デンプンから,ヨウ化ナトリウム塩を用いて固体ポリマー電解質(SPEs)を調製した。ポリマー電解質は,溶液鋳造法を用いて調製した。1-メチル-3-プロピルイミダゾリウムアイオダイド(MPII)イオン液体を,ポリマー電解質中に組み込んだ。SPEsのイオン伝導度を測定し,その温度依存性を検討した。全ての固体ポリマー電解質は,Arrhenius型熱活性化モデルに従った。イオン伝導度は,MPIIイオン液体添加後に増加した。1.20×10^-3Scm^-1の最高イオン伝導度は,MPIIイオン液体の20wt.%添加時に実現した。ポリマー電解質の構造的特性をFTIRおよびXRDで調べて,ポリマーとイオン液体との間に複合体が形成される事を確認した。ポリマー電解質の熱的特性を,熱重量分析(TGA)および示差走査熱量測定(DSC)測定を行って分析した。色素増感太陽電池(DSSC)をポリマー電解質から調製し,その特性を太陽シミュレータで検討した。その結果,20wt.%MPIIイオン液体添加後により2.09%の最高エネルギー変換効率が実現した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *太陽電池 ,  *穀類澱粉 ,  *イオン液体 ,  ヨウ化ナトリウム ,  高分子固体電解質 ,  電気伝導率 ,  温度依存性 ,  熱特性 ,  シミュレータ ,  エネルギー変換効率 ,  活性化 ,  熱影響
準シソーラス用語： イオン伝導度 ,  色素増感太陽電池 ,  太陽シミュレータ ,  熱活性化 ,  *米澱粉

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

物質索引 (2件)： 1-ドデシルピリジニウム・ヨージド ,  1-メチル-3-プロピルイミダゾリウム・ヨージド

タイトルに関連する用語 (4件)： 米デンプン ,  調製 ,  ポリマー電解質 ,  色素増感太陽電池