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J-GLOBAL ID:201502202869499872   整理番号:15A1089094

低リコペン含量トマトパウダー食はTRAMPマウスの前立腺癌を抑制しない

Low-lycopene containing tomato powder diet does not protect against prostate cancer in TRAMP mice
著者 (5件):
資料名:
巻: 35  号: 10  ページ: 882-890  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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以前,離乳後のトマトパウダー(TP)食が,前立腺癌トランスジェニックマウス(TRAMP)モデルの前立腺癌低減に効果的であることを示した。TRAMPモデルはヒトと同様の過程で癌を進行させる。思春期後の10%TP食介入がTRAMPマウスの12,16,20週齢での発癌を低減すると仮定した。8週齢の雄C57BL/6 X FVB F1 TRAMPマウスをランダムに2群に分けてAIN-93G+10%TP食(n=90)またはAIN-93G対照食(n=88)を摂取させ,さらに12週齢(n=59),16週齢(n=60),20週齢(n=59)のいずれかの終点齢にランダムに分けた。その結果,どの時点でも全ての癌発症に食事による差は見られなかった。しかし16週齢ではTPは対照食に比べて高悪性度PINが有意に増加し(P=.014),低分化病巣が有意に減少した(P=.024)ことから,前立腺癌進行遅延が示唆された。本研究でTPの適度な効果を示す2つの変数はTP食の低リコペン量(12.3ppm)と介入タイミング(8週齢)であった。TP食のリコペン量は以前の研究の1/30であった。また8週齢での食事介入開始は4週齢に比べて実際に発癌に影響を与えるには遅すぎると考えられた。結論として低リコペンTP介入はTRAMPマウスの発癌を抑制することはできなかった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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野菜とその加工品  ,  泌尿生殖器の腫よう 
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