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J-GLOBAL ID:201502202880179723   整理番号:15A0793104

蒸気ボイラー用ホウ素改質Ni-Fe基超合金の微細組織安定性および機械的特性

Microstructural stability and mechanical properties of a boron modified Ni-Fe based superalloy for steam boiler applications
著者 (4件):
資料名:
巻: 639  ページ: 380-388  発行年: 2015年07月15日 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Ni-Fe系超合金は,その優れた酸化および高温耐食性,優れた加工性および低コストの故に,最新の700°C超臨界(A-USC)石炭火力発電所のボイラー材として検討されている。本研究は,650~750°Cの高温に5000時間まで暴露中の700°CA-USCのために設計した,ホウ素(B)改質Ni-Fe系超合金の微細組織安定性および機械的特性を調べた。その結果,B添加は球状γ′およびブロック状金属間化合物(MC)を含む主要な析出物に明らかな影響を及ぼさない事が明らかになった。しかし標準的熱処理後に,M23C6の量が大幅に低下した。長期間高温暴露中に,B添加はγ′粗大化,η相析出および1次MCの劣化に何の影響も及ぼさないが,結晶粒界に沿ったM23C6の成長速度を低下させた。B添加後に,応力破断寿命および延性が著しく向上した。一方B添加合金の降伏強度は,B無添加材とほぼ同一レベルであった。B添加後に,破面特性はディンプル形状が大幅に増加した。長期間高温暴露中にB添加合金の延性は僅かに増加したが,B無添加合金の延性は大幅に増加した。B添加による応力破断寿命および延性の向上は,結晶粒界強度増加および結晶粒界におけるM23C6炭化物分布の最適化が寄与したものである。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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機械的性質  ,  変態組織,加工組織 

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