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J-GLOBAL ID：201502202889263433   整理番号：15A1278093

低熱膨張係数をもつ透明アクリル-アルミナナノハイブリッド材料

Transparent Acryl-Alumina Nano-Hybrid Materials with Low Coefficient of Thermal Expansion

著者 (5件)： SUGIMOTO Hideki (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  IMAMURA Ken (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  SAKAMI Kazuki (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  INOMATA Katsuhiro (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  NAKANISHI Eiji (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN)
資料名： 繊維学会誌  (Journal of the Society of Fiber Science and Technology, Japan)
巻： 71  号： 11  ページ： 333-338  発行年： 2015年11月10日 
JST資料番号： F0278A  ISSN： 0037-9875  CODEN： SENGA5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,異なる長さ,すなわち15nm(直径)×80nm(長さ)と4nm(直径)×1400nm(長さ),のアルミナ充填剤と,異なる数のカルボキシル基をもつアクリル表面改質剤との組合せにより,透明ハイブリッド材料を調整した。本研究中で用いたアルミナ充填剤は,カルボキシル基をもつアクリル表面改質剤で,静電相互作用により修正することができる。有機的に改質したアルミナとのハイブリッド膜は,約90%Tの高い透過率を示し,アルミナ充填剤はハイブリッド膜中に均一に分散していることを,TEM測定により明らかにした。短い長さのアルミナ充填剤で調整したハイブリッド膜に関する限り,透明性を減少させることなしに,熱膨張係数(CTE)は約10ppm/Kまで減少した。さらに,長い長さのアルミナ充填剤をより低いアルミナ含量で使うと,アルミナと有機成分間の吸着表面積の増加のために,CTEのさらなる減少が可能となり,得られたハイブリッド膜の機械的性質と柔軟性を改善することが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *熱膨張係数 ,  *透明材料 ,  *アクリル樹脂 ,  *アルミナ ,  材料 ,  長さ ,  膜 ,  機械的性質 ,  柔軟性
準シソーラス用語： ナノサイズ ,  *ハイブリッド材料 ,  *ハイブリッド膜

分類 (2件)： 充填剤,補強材  (YH05030J) ,  電気絶縁材料  (YH06020F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱膨張係数 ,  アクリル ,  アルミナ ,  ハイブリッド材料