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J-GLOBAL ID:201502202890639234   整理番号:15A0846604

量子ビットの減衰を介した固定不一致と非局所相関

Stationary discord and non-local correlations via qubit damping
著者 (5件):
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巻: 62  号: 11/12  ページ: 918-926  発行年: 2015年06月20日 
JST資料番号: D0250A  ISSN: 0950-0340  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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一種の量子相関としての量子もつれは,量子力学の基本的な概念を理解し,量子力学において提案された従来の解釈の正当性を明確にするために有用なので,過去20年に亘って理論と実験の両面から精力的に研究されてきた。特に,量子もつれの一種としての同時発生現象が,提案されてから幅広く研究されている。量子もつれは,デコヒーレンス効果や消散的な効果などを考慮した様々な条件下で研究されている。量子もつれは量子情報処理の分野において非常に重要で,不可欠であるけれども,全ての量子相関を含んでいるわけでもなく,また量子相関の特異な測定量でもない。本稿では,量子ビットの減衰を介した固定不一致と非局所相関に関する研究結果を報告する。量子不一致(QD),測定によって誘起される非局所性(MIN)および消極性(QE)を用いることによって,最初の2量子ビットWerner状態に関する2つの異なる場合における2量子ビットに関して,量子ビット減衰の影響を考慮して量子相関と量子もつれを研究した。MINに関しては,漸近的な減衰はなく,QDとQEに関しては漸近的な減衰が存在することが分かった。更に,減衰を導入することによって量子相関は強化され得ないことが分かった。固定相関の出現時間は,減衰パラメータの増加に伴って短くなる。最後に,初めに量子ビットが絡み合った状態である場合には,均一な減衰量子ビットは固定相関関係に影響を与えることが分かった。
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分類 (1件):
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量子力学一般 
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