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J-GLOBAL ID:201502202896157363   整理番号:15A0802730

ミトコンドリアマーカーと核分子マーカーに基づく日本におけるカヤモノリ(Scytosiphon lomentaria)複合体(Scytosiphonaceae,Phaeophyceae)の潜在的種の境界決め

Delimitation of cryptic species of the Scytosiphon lomentaria complex (Scytosiphonaceae, Phaeophyceae) in Japan, based on mitochondrial and nuclear molecular markers
著者 (6件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 167-177  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: W0962A  ISSN: 1322-0829  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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特に太平洋で,カヤモノリ(Scytosiphon lomentaria)(Scytosiphonaceae,Ectocarpales)はいくつかの潜在的種を含むと思われている。ミトコンドリアcox1とcox3および核ITS2およびセントリン遺伝子(cetn-int2)の第2のイントロンを用いて,日本でのこの種の境界決めをしようとした。53のcox1+cox3 mitotypes,26のITS2 ribotypesおよび45のcetn-int2ハプロタイプが,日本での33の産地から採取した107のサンプルで見つかった。発生分析に基づき,類似配列型を,10のmitogroups,8つのribogroupsおよび6つのcetn-int2ハプログループ(配列-型群)に分類した。mito-,ribo-およびハプログループの分子的ツリーおよび組合せから,3つの潜在的種が明らかだった(群I-III)。広く太平洋岸に分布する群Iを,すべての分子的ツリーが高く支持した。ところが,群II(北太平洋)および群III(太平洋北西およびオーストララシア)は互いにより近縁だった。しかし,群IIと群III間の雑種の特性である配列-型-群組合せを検出しなかった。そして,2つの群間で遺伝子流動を示唆しなかった。さらに127の同所的に発達する植物の更なる研究は,群IIと群III間での遺伝子流動の欠如を支持した。4つのサンプルは群I-IIIのいずれにも属していなかった。さらに,おそらく,更なる種を表している。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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海藻類  ,  植物分類学 

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