文献
J-GLOBAL ID:201502202918038460   整理番号:15A0895734

高い亜致死温度への反復曝露に対するクラウドサルファーチョウColias eriphyle幼虫の成長,発達およびストレス応答

Growth, developmental and stress responses of larvae of the clouded sulphur butterfly Colias eriphyle to repeated exposure to high, sub-lethal temperatures
著者 (4件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 189-195  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: H0514B  ISSN: 0307-6962  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
生物が成長し発生する至適温度は,一般に緯度と海抜に関連しているが,生理学的活動についての最高温度はしばしば異なる。これは至適温度から最高温度の間の活動に興味を抱かせる。温度は短期的活動(熱ショック蛋白質)と同様,差動的に長期的活動(成長と発生)に影響を与えることができる。本研究において,生育標高,熱レジームならびに至適および最高温度が異なるクラウドサルファーチョウColias eriphyle Edwardsの2つの集団が,発達の初期(第二齢)における反復した亜致死温度処理に対して検討された。第二齢から第四齢までの熱処理は初めは両母集団とも成長を加速したが,蛹化によってその効果は消失した。低い標高の集団において熱処理は蛹重量を低下させ,そのため発生初期における反復した高温曝露は最終的なサイズその集団の繁殖力低下を示した。低標高(海抜1633m a.s.l.)集団における熱ショック蛋白質遺伝子(hsp70遺伝子)の発現レベルは熱処理開始後24時間で最も高くなり,その後36~72時間で曝露前のレベルまで低下し,このことはストレス性温度に対する急速な応答を提示する。対照的に,熱処理は,高標高(海抜2347m a.s.l.)集団の蛹重量に対する有意な影響を持たなかった。この集団は総じてhsp70遺伝子発現の高いレベルを有するが,発現レベルは定常的ではなく,このことは熱処理が熱ストレス応答を誘発するのには不十分であることを提示する。総合的にみると,成長初期における亜致死高温度への反復曝露の成長,最終サイズおよび遺伝子発現に対する影響は,温度感受性が異なる集団間において異なる。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  動物生理一般  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る