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J-GLOBAL ID：201502202927840031   整理番号：15A0269470

新しいハイブリッド弗素化ゾル-ゲルコーティングのAFMナノ機械的特性と耐久性

AFM nanomechanical properties and durability of new hybrid fluorinated sol-gel coatings

著者 (4件)： SURIANO R. (Dep. of Chemistry, Materials and Chemical Engineering “Giulio Natta,” Politecnico di Milano, Piazza Leonardo da ...) ,  OLDANI V. (Dep. of Chemistry, Universita degli Studi di Milano, via Golgi 19, Milan 20133, ITA) ,  BIANCHI C.L. (Dep. of Chemistry, Universita degli Studi di Milano, via Golgi 19, Milan 20133, ITA) ,  TURRI S. (Dep. of Chemistry, Materials and Chemical Engineering “Giulio Natta,” Politecnico di Milano, Piazza Leonardo da ...)
資料名： Surface & Coatings Technology  (Surface & Coatings Technology)
巻： 264  ページ： 87-96  発行年： 2015年02月25日 
JST資料番号： D0205C  ISSN： 0257-8972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,極めて高い機械的および光化学的耐久性を示す微視的に均一な薄い弗素化ハイブリッドコーティングをゾル-ゲル化学により作製し研究した。それらの物理化学的およびナノ機械的特性を調べた。本研究では,有機/無機の比および無機前駆体のタイプがナノスケールの表面および機械的特性に与える影響に特に注目した。高濃度のチタニアと低濃度のシリカから成る酸化物混合物に加え,低および高濃度のシリカを含む異なるコーティングを調べた。原子間力顕微鏡(AFM)によるナノ引かき試験およびナノインデンテーション試験を行い,適当なスケールにおけるハイブリッドコーティングのナノ機械的挙動の評価に採用した。AFMから得られた動的硬度は,巨視的スケールで行った技術的鉛筆引かき試験とよく一致することが分かった。高い無機濃度と達成された良い架橋度のために,高シリカ量を含むコーティングは極めて高い動的硬度(ほぼ2GPa)を示し,それは長時間のUV-vis光暴露後でさえも変化しないで維持された。類似の無機量にもかかわらず,混合酸化物コーティングの硬度は高シリカコーティングよりも低く,X線光電子分光(XPS)によっても確証されたように長時間UV-vis光に暴露した時に変化を受けた。AFMナノインデンテーションにより得られたヤング率の結果は,主として無機/有機比に依存するように見えた。高い無機/有機比の試料は高い弾性率を示し,そのような特性に対する無機前駆体の特別な影響は観察されなかった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *被覆層 ,  *ハイブリッド複合材料 ,  *酸化ケイ素 ,  *酸化チタン ,  *フッ素樹脂 ,  *シロキサン誘導体 ,  原子間力顕微鏡 ,  ナノインデンテーション ,  引かき試験 ,  *機械的性質 ,  硬度 ,  *耐光性 ,  紫外線 ,  可視光 ,  弾性係数 ,  *ゾル-ゲル法 ,  *セラミック被覆

分類 (1件)： 非金属材料へのセラミック被覆  (YC02040K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 弗素化 ,  ゾル-ゲルコーティング ,  AFM ,  機械的特性