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J-GLOBAL ID:201502202929786000   整理番号:15A0811234

形質導入PEP-1-PON1蛋白質はParkinson病モデルにおけるミクログリア活性化とドーパミン作動性ニューロン死を制御する

Transduced PEP-1-PON1 proteins regulate microglial activation and dopaminergic neuronal death in a Parkinson’s disease model
著者 (17件):
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巻: 64  ページ: 45-56  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Parkinson病(PD)は中脳黒質において選択的ドーパミン作動性神経細胞死によって引き起こされる酸化ストレス媒介性の神経変性疾患である。パラオキソナーゼ1(PON1)は,酸化ストレスによって誘発される炎症性疾患に対する潜在的な保護効果を有する生物学的に活性なリン脂質を破壊することによる酸化に対する低密度リポ蛋白質(LDL)および高密度リポ多糖類(HDL)の潜在的な阻害剤である。以前の研究では,細胞や組織にPON1を形質導入するために,蛋白質導入ドメイン(PTD)融合PEP-1-PON1蛋白質を構築した。本研究では,リポ多糖類(LPS)への曝露後のミクログリアBV2細胞における酸化ストレス媒介性の炎症反応の抑制における形質導入PEP-1-PON1蛋白質の役割を調べた。また,ミトコンドリアの損傷を軽減する,反応性酸化種(ROS)産生,マトリックスメタロプロテイナーゼ-9(MMP-9)の発現を減少させる,SH-SY5Y細胞において1-メチル-4-フェニルピリジニウム(MPP+)誘導神経毒性に対する保護することを含む形質PEP-1-PON1蛋白質の機能を同定した。さらに,形質導入PEP-1-PON1蛋白質はMMP-9の発現を減少させ,1-メチル-4-フェニル-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン(MPTP)導入PDマウスモデル内のドーパミン作動性神経細胞死に対し保護した。まとめると,これらの結果は,PDおよび他の炎症や酸化ストレスに関連する神経疾患に対するPEP-1-PON1蛋白質の有望な治療への応用を示唆している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  その他の中枢神経系作用薬の基礎研究 

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