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J-GLOBAL ID：201502202956163848   整理番号：15A1315618

マルチビームMassive MIMO伝送による通信効率改善

Improvement on transmission efficiency by multi-beam massive MIMO transmission

著者 (4件)： 西森健太郎 (新潟大 工) ,  亀山航平 (新潟大 工) ,  平栗健史 (日本工大 工) ,  山田寛喜 (新潟大 工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 206(CQ2015 40-74)  ページ： 49-54  発行年： 2015年08月25日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Massive MIMOは,基地局のアンテナ数をユーザ数よりも多数にすることで,簡易な信号処理でサービスエリアの向上と干渉低減が実現可能となることから近年注目を集めている。Massive MIMOでは,伝搬チャネル応答(Channel State Information:CSI)のフィードバックが大きな通信効率の低下を与えることが問題であり,CSIを端末からの上り回線で得る手法が提案されている。しかしながら,CSIの推定そのものがMassive MIMOでは通信におけるオーバーヘッドとなる。本報告では,マルチビーム形成をアナログ回路で構成し,ディジタル部ではConstant Modulus Algorithm(CMA)を用いることで,端末からのCSI推定を不要とするMassive MIMO構成を提案する。また,計算機シミュレーションによりその基本性能を明らかにする。(著者抄録)

シソーラス用語： マルチビームアンテナ ,  *効率 ,  信号処理 ,  サービスエリア ,  *通信方式 ,  アンテナ ,  応答 ,  *アルゴリズム
準シソーラス用語： *CMA【アルゴリズム】 ,  *MIMO伝送 ,  チャネル応答 ,  基地局アンテナ ,  *通信効率

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  通信方式一般  (ND07010E)

引用文献 (29件)：

• G. J. Foschini and M. J. Gans, "On limits of wireless communications in a fading environment when using multiple antennas," Wireless Personal Commun., vol. 6, pp. 311-335, 1998.
• D. Gesbert, M. Kountouris, R. W. Heath Jr., C.-B. Chae, and T. Salzer, "Shifting the MIMO Paradigm," IEEE Signal Processing Magagine, vol.24, no.5, pp.36-46, Sept. 2007.
• 鷹取,西森,"次世代高速無線アクセスシステムへの下りリンクマルチユーザMIMO技術の適用,"信学論 B,Vol.J93-B No.9 pp.1127-1139,Sept.2010.
• 西森,"マルチユーザMIMOの基礎,"コロナ社,2014.
• T. Nakamura, S. Nagata, A. Benjebbour, and Y. Kishiyama, "Trends in Small Cell Enhancements in LTE Advanced", IEEE Communications Magazine, Vol. 51, No.2, pp.98-105, Feb. 2013.

タイトルに関連する用語 (3件)： マルチビーム ,  MIMO伝送 ,  効率改善