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J-GLOBAL ID：201502203002430302   整理番号：15A0788026

透過性のナトリウムイオンインターカレーション還元酸化グラフェン印刷ネットワークによる導体

Sodium-Ion Intercalated Transparent Conductors with Printed Reduced Graphene Oxide Networks

著者 (9件)： WAN Jiayu (Univ. Maryland, Maryland, USA) ,  GU Feng (Univ. Maryland, Maryland, USA) ,  BAO Wenzhong (Univ. Maryland, Maryland, USA) ,  DAI Jiaqi (Univ. Maryland, Maryland, USA) ,  SHEN Fei (Univ. Maryland, Maryland, USA) ,  LUO Wei (Univ. Maryland, Maryland, USA) ,  HAN Xiaogang (Univ. Maryland, Maryland, USA) ,  URBAN Daniel (Univ. Maryland, Maryland, USA) ,  HU Liangbing (Univ. Maryland, Maryland, USA)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 15  号： 6  ページ： 3763-3769  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 印刷したネットワーク状の酸化グラフェン多層膜を熱還元したRGOネットワークは,剥離した多層グラフェンに比し,Naインターカレーション(挿入)が可能となり,Naを挿入したRGO(Na-RGO)の透過性とシート抵抗は顕著に改善され,それぞれ36%から79%に増大し,そして83000から311Ω/インチ角に低下した。グラフェン多層膜の狭い層間隔はNa挿入を困難とする一方,RGO多層膜はより広いシートサイズと広い層間隔を持ちNa挿入が可能となった。驚いたことに,Na-RGO多層膜は,Liを挿入したグラフェン多層膜に比し極めて良好な環境安定性を示し,これをRGOシートの端におけるNaイオンと水/CO₂/O₂の反応の酸化生成物による自己終端に帰した。Naイオンを挿入したRGO多層膜ネットワークは透過性の電極として有望な手法であろう。

シソーラス用語： *グラフェン ,  *酸化物 ,  *還元 ,  *インターカレーション ,  *カチオン ,  *金属イオン ,  *ナトリウム化合物 ,  *多層膜 ,  透過率 ,  シート抵抗 ,  透明電極 ,  安定性 ,  電極材料 ,  *印刷インク
準シソーラス用語： *ナトリウムイオン

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 透過性 ,  還元酸化グラフェン ,  導体