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J-GLOBAL ID：201502203018677812   整理番号：15A0975697

ホスホリパーゼCのリパーゼに依存した機能によるG蛋白質の制御

Regulating G protein activity by lipase-independent functions of phospholipase C

著者 (1件)： LITOSCH Irene (Dep. of Molecular and Cellular Pharmacology, Univ. of Miami Miller School of Medicine, Miami, FL 33101-6189, USA)
資料名： Life Sciences  (Life Sciences)
巻： 137  ページ： 116-124  発行年： 2015年09月15日 
JST資料番号： B0699B  ISSN： 0024-3205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホスファチジルイノシトール特異的ホスホリパーゼC(PLC)ファミリーはサイトゾルCa2+レベルの増加を介して生理反応を制御することが知られている。PLCはホスファチジルイノシトールビスリン酸(PIP2)を加水分解物し,イノシトールトリスリン酸(IP3)とジアシルグリセロール(DAG)を生成する。IP3はCa2+プールを放出する。DAGは蛋白質キナーゼC(PKC)活性を刺激する。面白い話として幾つかのPLCsもG蛋白質活性を制御するGTPアーゼ活性化蛋白質(GAPs)またはグアニンヌクレオチド交換因子(GEFs)であることである。GEFとGAPsはG蛋白質GTPアーゼサイクルを変化させる。GEFsはGDPとGTPの交換を触媒し,G蛋白質を活性化する。GAPsはGTPアーゼサイクルを促進し,活性化リガンドの除去シグナルを制限する。GAP/CEF活性は結合してPLCのリパーゼ活性を有するか,並びに脂質因子が相乗的な相互作用に寄与するか,あるいはどのように寄与するかは分かっていない。リパーゼ活性はシグナルリン脂質,ホスファチジン酸を含むメカニズムによってアロステリック調節されるが,GAP/GEF活性に関連したリパーゼの制御は研究されないままである。このレビューはホスファチジン酸を一部に介すると思われるPLC-β,PLC-δ,PLC-εとPCL-γのサブファミリーにおける相乗的なリパーゼーG蛋白質制御活性を支持する可能性と証拠を研究している。PLC活性とその制御の全体像を理解することは新規標的を同定することによる医学界のイノベーションを促進するために必要である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ホスファチジルイノシトール ,  ホスファチジルイノシトールビスリン酸 ,  加水分解 ,  イノシトールトリスリン酸 ,  ジグリセリド ,  タンパク質キナーゼC ,  タンパク質 ,  情報伝達受容体 ,  グアニンヌクレオチド ,  *GTP結合タンパク質 ,  *リパーゼ ,  リン脂質 ,  ホスファチジン酸 ,  アロステリック効果 ,  *ホスホリパーゼC ,  ホスホリパーゼD ,  カルシウム ,  GTPアーゼ ,  リボヌクレオチド
準シソーラス用語： GEF蛋白質 ,  GTPアーゼ活性化蛋白質 ,  ジアシルグリセロール

分類 (3件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  核酸の代謝と栄養  (EJ02033Z) ,  代謝一般  (EB05030X)

物質索引 (2件)： GDP ,  GTP

タイトルに関連する用語 (3件)： ホスホリパーゼC ,  リパーゼ ,  G蛋白質