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J-GLOBAL ID:201502203046847502   整理番号:15A0949006

組織工学性半月板に向けた脱石灰化海綿状骨足場上での細胞分布および増殖改善に際しての遠心播種法の可能性

Potential of Centrifugal Seeding Method in Improving Cells Distribution and Proliferation on Demineralized Cancellous Bone Scaffolds for Tissue-Engineered Meniscus
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 28  ページ: 15294-15302  発行年: 2015年07月22日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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半月板再生医療における組織工学性半月板の使用は有望手段であるが,足場への播種細胞の不均一分布および増殖鈍化がネックとなっていた。本研究では,様々な細胞播種法(固定状態播種,注入播種,遠心播種,減圧播種)を用いて,足場としての脱石灰化海綿状骨(DCB)への半月板繊維軟骨細胞(MFCs)および間充織幹細胞(MSCs)の移植効率を調べた。すなわち,細胞結合効率,細胞生存率,細胞分布能,および長期増殖能を定量した。細胞接着能を細胞結合速度論データをもとに比較し,細胞生存率および細胞形態は蛍光染色法を用いて評価した。また,細胞増殖レベルは,細胞計数キットおよびDNAアッセイによって算定した。その結果,MFCsの結合速度論および細胞生存率は,他の播種法よりも遠心播種法によって最も効率的に改善された。すなわち,遠心播種によるMFCsは足場全体に均一分布される上に,足場への浸透深度は300~500μmに達し,他の方法による100~300μmよりも遥かに高い値を示した。また,MFCsの長期培養に関しても,遠心播種法が他の方法よりも高い値を示した。以上,遠心播種法はDCB足場上でのMFCsとMSCsの分布および増殖を有意に改善することから,組織工学性半月板の簡単かつ効果的細胞播種プロトコールとして有用であることが示された。
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分類 (1件):
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細胞・組織培養法 

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