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J-GLOBAL ID：201502203054433458   整理番号：15A0906482

柑橘産地における規模拡大と経営対応-熊本市河内・白浜地区を事例として-

著者 (1件)： 徳田博美 (三重大)
資料名： 農業経営研究  (Japanese Journal of Farm Management)
巻： 53  号： 2  ページ： 73-78  発行年： 2015年07月25日 
JST資料番号： L4236A  ISSN： 0388-8541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 柑橘作農業では,労働集約性が高いため大規模経営の優位性が実証されず,転換が遅れてきた。近年,静岡県などで稠密的な栽培管理によらない高品質化技術の普及,大量雇用労働力の導入,大規模化への支援システムなどを要因として機械化による省力化体系での大規模経営が進行している。ただ,本地域のみを持って一概に本経営形成の展望を論じるわけにはいかない。そこで,その形成が進んでいる熊本市の河内・白浜地区を事例にして一般性を持った柑橘産地での規模拡大の実情と特質等について実態調査を行った。この結果,河内・白浜地区での大規模経営化は,効率生産のための技術導入は進んでいるが,機械化の進行が今一歩であることなどが明らかにされた。

シソーラス用語： *ミカン科 ,  作業 ,  *農業経営 ,  栽培管理 ,  機械化 ,  省力化 ,  実態調査 ,  生産性 ,  効率化 ,  技術導入
準シソーラス用語： *かんきつ類 ,  *大規模経営 ,  農業機械化 ,  農作業

分類 (2件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  果樹  (FC03042G)

引用文献 (3件)：

• 黒瀬一吉(1989):『ミカン作経営の発展方式-わが国の代表的ミカン産地の実証分析-』,明文書房.
• 徳田博美(2009):「柑橘産地における地域的営農支援システムの形成」,『2009年度日本農業経済学会論文集』,pp.32-38.
• 徳田博美(2014):「大規模ミカン経営進展産地における技術構造-静岡県三ケ日地区を事例として-」,『農業経済研究』86(2),pp.51-63.

タイトルに関連する用語 (7件)： 柑橘 ,  産地 ,  規模 ,  拡大 ,  経営 ,  熊本 ,  地区