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J-GLOBAL ID:201502203089205120   整理番号:15A0707793

ミコナゾール共役細菌銀ナノ粒子のバイオ指向合成とそれらの抗真菌剤及びドラッグデリバリー担体としての応用

Biodirected synthesis of Miconazole-conjugated bacterial silver nanoparticles and their application as antifungal agents and drug delivery vehicles
著者 (4件):
資料名:
巻: 125  ページ: 110-119  発行年: 2015年01月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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薬物の効率を改善するための最近の戦略は微生物感染制御のために金属ナノ粒子とそれらを結合することである。この事実を考慮して,Delftia種株KCM-006株の細胞フリー上清を用いて銀ナノ粒子合成に対する低コストで環境に優しい方法及びそれらの抗真菌剤及び薬物担体としての応用を開発した。透過電子顕微鏡(TEM)及び動的光散乱(DLS)分析は9.8nmの平均サイズの球形及び単分散銀ナノ粒子の形成を明らかにした。合成されたナノ粒子は光ルミネセントで,非常に安定であり,事実上結晶で,-31mVのゼータ電位を有した。銀ナノ粒子は種々の病原性カンジダ株に対して非常に良好な抗真菌活性を示した。さらにナノ粒子の効率は銀ナノ粒子に抗真菌剤ミコナゾールを共役することにより増加し,顕著な抗真菌活性,エルゴステロール生合成の阻害,ROSレベルの増加による生体膜阻害を示した。加えて,チャイニーズハムスター卵巣細胞(CHO),ヒト肺細胞系(MRC5),ヒト脈管内皮細胞(HUVEC)を含む異なった正常細胞腺に対する細胞生存率と免疫細胞化学分析はこれらのナノ粒子が20μMの濃度まで非毒性であることを実証した。結論として,これらの結果は合成されたナノ粒子が抗真菌剤及びドラッグデリバリービヒクル双方への応用を見いだすことを示唆した。これはDelftia種からの培養上清を用いた銀ナノ粒子の調製に関する,そして又,抗真菌剤であるミコナゾールの細菌銀ナノ粒子への共役の最初の報告である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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微生物の生化学  ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  ,  物理薬剤学 

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