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J-GLOBAL ID:201502203094987952   整理番号:15A1311550

気候変動による影響の検出に伴う2つの過誤のバランス

BALANCING TWO TYPES ERRORS ARISED IN DETECTING THE DIFFERENCE BETWEEN THE OCCURRENCE RATES OF SEA EXTREMES DUE TO CLIMATE CHANGE
著者 (2件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: I.97-I.102 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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地球温暖化適応策として沿岸構造物の整備を論じる上で,緊急度や優先度を検討するために,気候変動による影響を検出することは不可欠である.しかしながら,その検出には2種類の過誤を伴う.1つの過誤は,影響が無いのに有るとする空振りの過誤で,もう1つはその逆の見逃しの過誤である.高波や高潮による外力の極値統計を用いた既往の研究では,確率外力の算定に信頼区間を設けることにより,前者の過誤について配慮してきたと言える.しかしながら,極値統計の一般な議論でも,後者の過誤について論じられたことは皆無である.むしろ,後者の過誤の確率を明らかにするだけでなく,適応策の検討において,両者の過誤の確率をいかにバランスさせるかということが重要になる.その際に,極値統計解析で用いられる経験度が有効となることを示す.(著者抄録)
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分類 (2件):
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海岸工学  ,  環境問題 
引用文献 (6件):
  • 1) 北野利一・高橋倫也・田中茂信 : 降水量の極値特性の気候変動に伴う差異の検出~変化の現れ方の想定により生じる問題, 水工学論文集 , 59, pp. I_361-I_366, 2015.
  • 2) 北野利一 : 温暖化適応策の意思決定~2つの誤りのはざまで,中部経済新聞,2月20日,2015.
  • 3) Hald, A. : Statistical Theory with Engineering Applications, Wiley, 783p., 1952.
  • 4) Fleiss, J. H., B. Levin, M. C. Paik : Statistical Methods for Rates and Proportions, 3rd Ed., Wiley, 760p., 2003.
  • 5) de Haan, L. and A. Ferreira : Extreme Value Theory - An Introduction, 417p., 2006.
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