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J-GLOBAL ID：201502203102476083   整理番号：15A0799128

産業廃水/液状廃棄物処理のための高温好気性膜反応器を用いる理由

Why use a thermophilic aerobic membrane reactor for the treatment of industrial wastewater/liquid waste?

著者 (3件)： COLLIVIGNARELLI Maria Cristina (Univ. Pavia, Pavia, ITA) ,  ABBA Alessandro (Univ. Pavia, Pavia, ITA) ,  BERTANZA Giorgio (Univ. Brescia, Brescia, ITA)
資料名： Environmental Technology  (Environmental Technology)
巻： 36  号： 13-16  ページ： 2115-2124  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： C0125B  ISSN： 0959-3330  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高負荷の産業廃水処理のための高温好気性膜反応器(TAMR)を用いる処理を利点を工業プラントとパイロットプラントの運転によって得られた結果から提示した。工業規模のTAMRはイタリア北部に位置し,都市下水処理施設では処理できない,高負荷の微生物分解性産業廃水処理に使用されている。パイロット規模のTAMRは半工業規模であり,1m³のバイオリアクタおよび断熱された限外濾過システム(7本の管状膜,23個の流路,300kDaカットオフ)から構成される。これらを用いた試験の結果,TAMRは3~6kgCOD/m³/dの有機物負荷率(OLR)において78%のCOD除去率を示し,この値はOLRが8~10kgCOD/m³/dに増加しても低下しなかった。またリンの除去率は平均90%であった。好熱性処理の欠点は膜バイオリアクタの設置と後続の従来型の中温条件処理によって低減可能である。またこれら両者は相補的である。

シソーラス用語： 産業廃水 ,  廃水処理 ,  *高温菌 ,  処理 ,  *好気性処理 ,  膜反応器 ,  パイロットプラント ,  廃水処理施設 ,  都市下水 ,  下水処理施設 ,  微生物分解 ,  負荷率 ,  COD【水質】 ,  バイオリアクタ
準シソーラス用語： 高温処理 ,  *産業廃水処理 ,  有機物負荷率

分類 (5件)： 微生物の生態  (EG03040J) ,  代謝と栄養  (EG03054K) ,  下水・廃水処理施設  (SC03020P) ,  下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H) ,  産業廃水処理  (SC03080D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 産業廃水 ,  液状廃棄物 ,  好気性 ,  膜反応器