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J-GLOBAL ID：201502203115251802   整理番号：15A0392424

1-ブチル-1-メチルピロリジニウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミドにおける酸素還元についてマイクロディスクボルタンメトリーによる研究

Studies of oxygen reduction in 1-butyl-1-methylpyrrolidinium bis(trifluoromethylsulfonyl)imide by microdisk voltammetry

著者 (4件)： VAINIKKA Tuomas (Aalto Univ., Dep. of Chemistry, PO Box 16100, 00076 Aalto, FIN) ,  FIGUEIREDO Marta C. (Aalto Univ., Dep. of Chemistry, PO Box 16100, 00076 Aalto, FIN) ,  KONTTURI Kyoesti (Aalto Univ., Dep. of Chemistry, PO Box 16100, 00076 Aalto, FIN) ,  MURTOMAEKI Lasse (Aalto Univ., Dep. of Chemistry, PO Box 16100, 00076 Aalto, FIN)
資料名： Electrochimica Acta  (Electrochimica Acta)
巻： 156  ページ： 60-69  発行年： 2015年02月20日 
JST資料番号： B0535B  ISSN： 0013-4686  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 室温イオン液体1-ブチル-1-メチルピロリジニウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミド(BMPTFSI)中の酸素還元の電気化学的挙動を,50μm径白金マイクロディスク電極上で階段波サイクリックボルタンメトリーを用いて研究した。酸素と超酸化物の拡散係数および,不均一速度定数を実験的ボルタモグラムにフィッティングさせて得た。1次元球対称での修正輸送方程式およびTsallisのq-指数関数をフィッティング処理の際に用いた。その適応性をComsol Multiphysicsによる2次元シミュレーションと比較した。さらに,酸素還元の見掛け標準電位をコバルトセン/コバルトセニウム(Co(cp)₂^+/0)レドックス対に参照した。酸素はCo(cp)₂⁺と均一に反応し,酸素反応速度の定量分析をむしろ困難にすることが判明した。また,液体中わずかな量の水が複雑な反応メカニズムを引き起こす。またプロトン還元も測定した。その見掛け電位はca.1.45V(対Co(cp)₂^+/0基準値)であり,水または酸素還元に比べ1V以上正方向電位であった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *イオン液体 ,  *還元 ,  白金電極 ,  *円盤電極 ,  *サイクリックボルタンメトリー ,  *ステップ波 ,  超酸化物 ,  コバルト錯体 ,  メタロセン ,  有機コバルト化合物 ,  反応速度 ,  カチオン ,  拡散係数
準シソーラス用語： コバルトセニウム ,  コバルトセン ,  *ディスク電極 ,  マイクロディスク ,  *階段波 ,  *酸素還元 ,  *室温イオン液体

分類 (2件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  電解装置  (XE02030E)

物質索引 (1件)： 1-ブチル-1-メチルピロリジニウム・ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン

タイトルに関連する用語 (5件)： 1-ブチル-1-メチルピロリジニウム ,  ビス ,  イミド ,  酸素還元 ,  研究