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J-GLOBAL ID：201502203162187101   整理番号：15A0490662

10年間野外で暴露した保存処理木材の耐久性評価

著者 (4件)： 黄元重 (国立山林科学院) ,  李賢美 (国立山林科学院) ,  LEE Hansol (国立山林科学院) ,  孫東圓 (国立山林科学院)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 65th  ページ： ROMBUNNO.N17-P-F04  発行年： 2015年03月01日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 木材保存処理は木材を野外で使用する時,自然環境の生物および非生物要因からの被害を最小化する有益な方法である。木材の機能が落ちる原因はいくつかがあるが,腐朽菌やシロアリによる生物劣化の被害によるものが大きな部分を占めている。特に生物劣化は土地に付ける場所でもっとも大きく被害が発生するので木材保存処理は重要である。生物劣化因子による木材劣化が進行することにより木材強度が減少し,施設の崩壊などの被害や危険性の高い状態になる恐れもあることから室内の耐朽性の評価だけではなく野外で暴露して評価することも必要である。この研究では野外暴露環境が違う2個所で試験されている試験体について耐朽性を調査した。その結果,2個所の無処理材(Pinus densiflora S.&Z.)は3年経過時,腐朽度(AWPAS E7,2001)が6(30-50%)以下であった。CuAZ,CB-HDO,CCA処理試験体は処理濃度によって違う結果が現われた。また,同じ条件の保存処理材は安眠島サイトのものが旺山サイトのものより劣化速度が速かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *木材 ,  *耐久性 ,  *処理 ,  木材腐朽菌 ,  シロアリ ,  劣化 ,  曝露 ,  アカマツ ,  木材防腐剤 ,  大韓民国
準シソーラス用語： Pinus densiflora ,  屋外曝露 ,  生物劣化 ,  *保存処理 ,  CuAZ ,  CB-HDO ,  CCA

分類 (1件)： 木質材料の製造・加工一般  (FF05031B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 野外 ,  暴露 ,  保存 ,  処理木材 ,  耐久性評価