文献

J-GLOBAL ID：201502203167326224   整理番号：15A1106966

マルチ,二重極性,タンデム質量分析イメージング戦略の発芽トウモロコシ種子への応用:非標的メタボロームの質量分析イメージングに向けて

Multi-matrix, dual polarity, tandem mass spectrometry imaging strategy applied to a germinated maize seed: toward mass spectrometry imaging of an untargeted metabolome

著者 (3件)： FEENSTRA Adam D. (Dep. of Chemistry, Iowa State Univ., Ames, IA 50011, USA) ,  HANSEN Rebecca L. ,  LEE Young Jin
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 140  号： 21  ページ： 7293-7304  発行年： 2015年11月07日 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 質量分析イメージング(MSI)は伝統的な代謝分析では前例のない高空間分解能情報を提供する。しかし,分子の適用範囲は一握りの化合物に限られて,生体系での全代謝物の変化を理解する事には不充分である。本稿では,MSIを用いた非標的メタボロミクス分析を最終的に行うために,画像化や同定できる多様な化合物を増やすためにMSI方法を提案する。本手法では,二重極性とタンデムMSI戦略と共に異なる代謝産物の種類に対して種々のマトリックスの脱離/イオン化バイアスを用いた。多重マトリックスと二重極性を用いる事によって,様々な化合物を可視化する事ができる,一方では,同じMSIスキャンで取得したにデータを依存するMS/MSスペクトルは組織上で直接化合物を同定する事を可能にする。発芽したトウモロコシの種子への応用の概念実証では,全166の珍しいイオンを高品質のMS/MSスペクトルを用いて定量した。しかし,珍しい化合物として同定された52の構造異性体は計算しなかった。一度全ての実験条件を最適化してMS/MSライブラリーを用いると,前駆体MSIデータセットに基づいた評価に従って,500を越える代謝産物を同定して可視化できる可能性を期待される。最後に,解糖経路とトリカルボン酸サイクルに含まれる代謝産物は代謝生物学をより良く理解するために本技術の可能性を示すためにイメージされた。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *画像処理 ,  *タンデム質量分析 ,  *代謝産物 ,  *発芽 ,  *トウモロコシ ,  *種子 ,  解析 ,  解糖系 ,  クエン酸サイクル
準シソーラス用語： トリカルボン酸回路 ,  *メタボローム ,  メタボロミクス ,  レーザイオン化質量分析 ,  解糖経路 ,  *質量分析イメージング

分類 (2件)： 有機化合物の物理分析  (CC03034A) ,  発生,成長,分化  (EH02030U)

タイトルに関連する用語 (12件)： マルチ ,  極性 ,  タンデム質量分析 ,  イメージング ,  戦略 ,  発芽 ,  トウモロコシ ,  種子 ,  応用 ,  標的 ,  メタボローム ,  質量分析イメージング