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J-GLOBAL ID：201502203172067970   整理番号：15A0269249

デキストランおよび錠剤賦形剤としてのそれの有望な使用

Dextran and its potential use as tablet excipient

著者 (7件)： CASETTARI Luca (Dep. of Biomolecular Sciences, Univ. of Urbino, Piazza Rinascimento, 6, Urbino, (PU) 61029, ITA) ,  BONACUCINA Giulia (School of Pharmacy, Univ. of Camerino, Via Sant’Agostino, 1, Camerino, (MC) 62032, ITA) ,  MORRIS Gordon A. (Dep. of Chemical Sciences, School of Applied Sciences, Univ. of Huddersfield, Queensgate, Huddersfield HD1 3DH, GBR) ,  PERINELLI Diego R. (School of Pharmacy, Univ. of Camerino, Via Sant’Agostino, 1, Camerino, (MC) 62032, ITA) ,  LUCAIOLI Paolo (School of Pharmacy, Univ. of Camerino, Via Sant’Agostino, 1, Camerino, (MC) 62032, ITA) ,  CESPI Marco (School of Pharmacy, Univ. of Camerino, Via Sant’Agostino, 1, Camerino, (MC) 62032, ITA) ,  PALMIERI Giovanni Filippo (School of Pharmacy, Univ. of Camerino, Via Sant’Agostino, 1, Camerino, (MC) 62032, ITA)
資料名： Powder Technology  (Powder Technology)
巻： 273  ページ： 125-132  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： B0730A  ISSN： 0032-5910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： デキストランは,医薬用途,特に薬物複合体マクロ分子担体またはドラッグデリバリーシステムとしてに広く適用される,炭水化物高分子の一種である。これら多糖類は治療安定性を改善し,また非経口または経口投与経路による放出制御を可能にする。放出制御のケースでは,それらのゲル生成能により,それらは徐放性薬物のための親水性マトリックス錠剤として有望である。本論文で,錠剤化の賦形剤としての,種々の分子量(1,40,500および2300kDa)のデキストランの挙動を調べた。粉体粒度および吸湿性研究,そしてまた錠剤性,錠剤安定性および錠剤膨潤を報告した。更に,モデル化合物としてトラマドールを使用して,薬物溶解を制御するデキストランの能力を評価した。結果から,低い分子量のデキストランは,それらの良好な錠剤性および急速な溶解速度のお陰で,即座の放出のためにフィラとして用いられる有望な賦形剤であり,一方,高い分子量のデキストランは,それらの膨潤能力のお陰で,効率的崩壊剤に成り得る。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *デキストラン ,  *賦形剤 ,  錠剤 ,  *ドラッグデリバリーシステム ,  薬物担体 ,  溶解速度 ,  徐放性製剤 ,  分子量 ,  崩壊剤 ,  膨潤 ,  薬物放出 ,  フェノールエーテル ,  脂環式アルコール ,  アミノアルコール ,  第三アミン ,  剤形
準シソーラス用語： *錠剤化

分類 (2件)： 固形製剤  (GY02030V) ,  固体の製造・処理一般  (XD03021O)

物質索引 (1件)： トラマドール

タイトルに関連する用語 (3件)： デキストラン ,  錠剤 ,  賦形剤