文献

J-GLOBAL ID：201502203193977845   整理番号：15A1379407

高温でのバナジウム添加鉄系合金の乾燥摺動凝着摩耗パラメータのモデル化について

On the modeling of dry sliding adhesive wear parameters of vanadium additive iron-based alloys at elevated temperatures

著者 (3件)： SINGLA Yogesh Kumar (IIT Roorkee, Roorkee, Uttarakhand 247667, IND) ,  DWIVEDI D.K. (IIT Roorkee, Roorkee, Uttarakhand 247667, IND) ,  ARORA Navneet (IIT Roorkee, Roorkee, Uttarakhand 247667, IND)
資料名： Surface & Coatings Technology  (Surface & Coatings Technology)
巻： 283  ページ： 223-233  発行年： 2015年12月15日 
JST資料番号： D0205C  ISSN： 0257-8972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,表面硬化被膜を生成するために新しく開発したアプローチである,事前配置法とシールド金属アーク溶接法を用いて,3種の異なるバナジウム添加鉄系表面硬化合金を開発した。合金の硬度と乾燥摺動凝着摩耗特性に及ぼすバナジウム増加量の影響について調べた。往復摩耗試験リグを用いて,バナジウム量の違いを持つ合金に及ぼす負荷と温度の効果について,実験手法の完全要因分析を用いて調べた。バナジウム量の増加は,亀裂や気孔の存在が認められない非バナジウム添加合金と比べ,バナジウム添加合金のマクロ硬度と凝着摩耗抵抗を増強することに有益であることを見出した。主作用プロットから,バナジウム含量がより高い合金で重量減が顕著に減少することを観測した。相互作用の重要性に基づいて,回帰方程式を開発し,いくつかのテストケースで検証した。多重応答最適化法を用いて,制御因子の最適化も行った。予測値と実験結果間で行った確認試験から,0.007gの出力に対して最適化された入力変数の精度が±4.63%以内であることを示した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 母材 ,  *表面硬化 ,  *肉盛 ,  *MIG溶接 ,  *鉄合金 ,  バナジウム添加合金 ,  *硬度 ,  滑り摩耗 ,  *摩耗 ,  付着 ,  乾燥 ,  含有量 ,  最適化 ,  回帰分析 ,  応答 ,  多重化 ,  パラメータ ,  モデリング
準シソーラス用語： 乾燥滑り摩耗 ,  基材 ,  *凝着摩耗 ,  多重応答

分類 (2件)： 肉盛  (WC07060N) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (6件)： バナジウム ,  鉄系合金 ,  乾燥摺動 ,  凝着摩耗 ,  パラメータ ,  モデル化