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J-GLOBAL ID：201502203232278690   整理番号：15A1125208

ペオニフロリンは表皮成長因子受容体のアデノシンA_1受容体介在トランス活性化を介してin vitro虚血性神経損傷を改善する【Powered by NICT】

Paeoniflorin ameliorates ischemic neuronal damage in vitro via adenosine A_1 receptor-mediated transactivation of epidermal growth factor receptor

著者 (5件)： Zhong Min (Shanghai Inst. of Materia Medica, Chinese Acad. of Sciences CAS Key Lab. of Receptor Res., Shanghai) ,  Song Wanling (Shanghai Inst. of Materia Medica, Chinese Acad. of Sciences CAS Key Lab. of Receptor Res., Shanghai) ,  Xu Yechun (Shanghai Inst. of Materia Medica, Chinese Acad. of Sciences CAS Key Lab. of Receptor Res., Shanghai) ,  Ye Yang (Shanghai Inst. of Materia Medica, Chinese Acad. of Sciences CAS Key Lab. of Receptor Res., Shanghai) ,  Feng Linyin (Shanghai Inst. of Materia Medica, Chinese Acad. of Sciences CAS Key Lab. of Receptor Res., Shanghai)
資料名： Acta Pharmacologica Sinica  (Acta Pharmacologica Sinica)
巻： 36  号： 3  ページ： 298-310  発行年： 2015年 
JST資料番号： C0089D  ISSN： 1671-4083  CODEN： APSCG5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:中国ハーブからのペオニフロリンPaeoniae Radixはラットにおける中大脳動脈閉塞誘発虚血を改善することが示されている。本研究の目的は,培養ラット皮質ニューロンにおけるPFの神経保護作用の根底にあるメカニズムを調べることであった。ラットの【方法】初代培養皮質ニューロンを酸素-グルコース欠乏と再酸素化(OGD/R)損傷の対象とした。細胞生存率はMTTアッセイを用いて決定した。A_1R(HEK293/A_1R)を安定にトランスフェクトしたHEK293細胞は,詳細な解析に使用した。シグナル伝達蛋白質のリン酸化は,ウェスタンブロットまたは免疫沈降により評価した。受容体相互作用は,共免疫沈降および免疫蛍光染色を用いて同定した。【結果】ペオニフロリン(10nmol/L1pmol/L)はOGD/Rを受けるニューロンの生存を増加させた。,ペオニフロリンは,これらのニューロンにおけるAktとERK1/2のリン酸化を増加させた。これらの効果は,PI3K阻害剤によるウォルトマンニンまたはMEK阻害剤U0126阻害された。ペオニフロリンもHEK293/A_1R細胞におけるAktとERK1/2のリン酸化を増加させた。A_1RアンタゴニストDPCPXとEGFR阻害剤両A G1478はHEK293/A_1R細胞におけるERK1/2とAktのペオニフロリン誘導りん酸化でなく,OGD/Rを受けるニューロンのペオニフロリン増加生存を阻害した。さらに,ペオニフロリンはSrcキナーゼのリン酸化とHEK293/A1R細胞におけるMMP-2の活性化を増加させた。Src阻害剤PP2とMMP-2/MMP-9阻害剤BiPsはHEK293/A_1R細胞におけるERK1/2(Akt)のpaeoniflorininducedりん酸化でなく,OGD/Rを受けるニューロンのペオニフロリン増加生存を阻害した。【結論】ペオニフロリンはEGFRのA_1R仲介トランス活性化を介してAktおよびERK1/2リン酸化を増加させることによって培養皮質ニューロンの生存を促進する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： ニューロン ,  細胞 ,  *in vitro実験 ,  リン酸化 ,  プリンヌクレオシド ,  リボヌクレオシド ,  アルコール ,  脂環式化合物 ,  芳香族カルボン酸 ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  ピラノシド ,  ヘミアセタール ,  グルコシド ,  カルボン酸エステル ,  診断用薬
準シソーラス用語： 阻害剤 ,  生存 ,  アンタゴニスト ,  Erk1/2 ,  免疫蛍光染色 ,  MTT法 ,  細胞生存率 ,  再酸素化 ,  皮質ニューロン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (2件)： アデノシン ,  ペオニフロリン

タイトルに関連する用語 (7件)： ペオニフロリン ,  表皮成長因子受容体 ,  アデノシン ,  受容体 ,  トランス活性化 ,  虚血 ,  神経損傷