文献

J-GLOBAL ID：201502203242725597   整理番号：15A0490660

反射及び吸音タイプの新たな木製遮音板4仕様の開発-保存処理に伴う各種測定・試験結果-

著者 (7件)： 柴田直明 (長野林総セ) ,  山内仁人 (長野林総セ) ,  手塚義明 (長野県産材販路開拓協議会) ,  藤本隆史 (長野県産材販路開拓協議会) ,  宮崎正毅 (長野県産材販路開拓協議会) ,  井上巌 (長野県産材販路開拓協議会) ,  山本洋敬 (中日本高速道路 飯田保全・サービスセ)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 65th  ページ： ROMBUNNO.N17-P-F02  発行年： 2015年03月01日 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 信州の木先進的利用加速化事業(2013~2014年度)の中で,新たな木製遮音板4仕様を開発した。「反射タイプ」はカラマツ製で,円柱材仕様(直径120mm)と角材仕様(厚さ75mm)とした。「吸音タイプ」はスギ製で,縦格子仕様(吸音材:グラスウールシート)と横格子仕様(吸音材:ポリエステル繊維シート)とした。保存処理前の試験体は人乾材のため,平均含水率は14%以下であった。カラマツ製部材(インサイジング加工あり)にCUAZを加圧注入すると,平均注入量は249kg/m3以上になった。スギ製部材にACQを加圧注入すると,平均注入量は590kg/m3になった。保存処理後の含水率を20%以下に下げるには,カラマツ製部材で天乾30~40日,スギ製部材で天乾30日余+人乾(乾球温度:60°C)13日前後を要した。これら4仕様は,2014年7月に中央自動車道の伊那ICランプ部に試験施工された。(著者抄録)

シソーラス用語： *カラマツ ,  *スギ ,  *遮音材料 ,  音波吸収 ,  音波反射 ,  ガラス繊維 ,  ポリエステル繊維 ,  吸音材料 ,  木材防腐剤 ,  含水量 ,  乾燥
準シソーラス用語： ACQ ,  CUAZ ,  人工乾燥 ,  天然乾燥

分類 (2件)： 木質材料の製造・加工一般  (FF05031B) ,  音波伝搬  (BB03030G)

タイトルに関連する用語 (7件)： 吸音 ,  タイプ ,  遮音板 ,  仕様 ,  開発 ,  保存 ,  試験