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J-GLOBAL ID：201502203253583205   整理番号：15A1055314

Culicoidesにおける低レベルのCardiniumおよびWolbachia感染の検出

Detection of Low-Level Cardinium and Wolbachia Infections in Culicoides

著者 (6件)： MEE Peter T. (Univ. Melbourne, Victoria, AUS) ,  MEE Peter T. (CSIRO, Victoria, AUS) ,  WEEKS Andrew R. (Univ. Melbourne, Victoria, AUS) ,  WALKER Peter J. (CSIRO, Victoria, AUS) ,  HOFFMANN Ary A. (Univ. Melbourne, Victoria, AUS) ,  DUCHEMIN Jean-Bernard (CSIRO, Victoria, AUS)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 81  号： 18  ページ： 6177-6188  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 通常のPCRあるいは定量的PCRを用いて,Culicoides(双翅目:ヌカカ科)における,CardiniumおよびWolbachia感染の有無および量を調べた。オーストラリア南東部において20種のCulicoidesを捕獲し,それらに関してスクリーニングを行った。19種のCulicoides種の雌において低レベルのCardinium DNAを,9種のCulicoides種の雌において低レベルのWolbachia DNAを検出できた。16S rRNA遺伝子およびgyrB遺伝子配列のシーケンシング結果から,以前イスラエル,日本,および英国において検出された「Candidatus Cardinium hertgii」も存在することが分かった。同じ研究から,本研究において検出できたWolbachia株は,以前報告されたWolbachia種と98~99%の配列同一性を示すことが分かった。Culicoides narrabeenensisにおいてのみ,新規のWolbachia表面蛋白質遺伝子wsp配列を検出できた。本研究において検出できたCardinium株は,宿主Culicoides種非依存的かつ地理的分布依存的に分類でき,Cardiniumの拡散に地理的障壁があることが分かった。これらの知見はCulicoidesの内部共生体の拡散機構の解明に役立つ。

シソーラス用語： *ヌカカ科 ,  *細菌 ,  *リケッチア科 ,  *細菌感染 ,  DNA【核酸】 ,  rRNA遺伝子 ,  グラム陰性菌 ,  *地理的分布 ,  細菌検査 ,  定量的PCR法 ,  オーストラリア連邦 ,  細菌タンパク質 ,  ヌクレオチド配列 ,  遺伝子 ,  *病原媒介動物 ,  *衛生害虫
準シソーラス用語： 16S rRNA遺伝子 ,  *Cardinium ,  Culicoides ,  Culicoides narrabeenensis ,  wsp遺伝子 ,  *Wolbachia ,  *吸血害虫 ,  内部共生細菌

分類 (2件)： 微生物検査法  (EG02020G) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (3件)： Cardinium ,  Wolbachia ,  感染