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J-GLOBAL ID:201502203274103726   整理番号:15A1004743

液体蒸発向けHertz-Knudsen式の分子動力学試験

A molecular dynamics test of the Hertz-Knudsen equation for evaporating liquids
著者 (3件):
資料名:
巻: 11  号: 36  ページ: 7201-7206  発行年: 2015年09月28日 
JST資料番号: W2327A  ISSN: 1744-683X  CODEN: SMOABF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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液体表面からの蒸発フラックスの精密測定結果はソフトマター系の蒸発誘導自己組織化にわたる制御を提供する。Hertz-Knudsen(HK)式は蒸発フラックスの予測で一般に使われる。この式は,フラックスが系の圧力と液固共存の平衡圧力間の差に比例することを説明する。フラックス値の強度的に1桁以上のオーダーをカバーする広範な熱力学パラメータに対するHK式試験へ,一成分Lennard-Jones(LJ)流体の分子動力学(MD)シミュレーションを応用した。シミュレーションで決定したフラックスはHK式から計算したものより3.6倍大きかった。しかし,フラックスは長い時間,一定である一方,HK式の圧力はシミュレーション時に強い変動を示した。この観察結果は,HK式が蒸発物理機構を適切に把握できないことを示唆した。蒸発中の運動量フラックスと本過程の平衡機構の文脈で,この問題を検討した。最も確実だが,蒸発過程は液体圧力と気体圧力の小さな差により誘導される。この差は運動量フラックス,つまり,蒸発時に液体表面を去る分子により運ばれる運動量に等しい。蒸発フラックスの平均速度は非常に小さい(LJ原子の典型的速度より強度的に2~3桁オーダ小さい)。それ故,LJ原始の速度分布は,界面領域でさえ,Maxwell-Boltzmann分布からずれなかった。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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相平衡・状態図一般  ,  分子間相互作用  ,  計算機シミュレーション 
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