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J-GLOBAL ID:201502203306501761   整理番号:15A1347918

酪農場でのアドバイスのポイント 24)【最終回】TMRの栄養設定と群管理

著者 (1件):
資料名:
巻: 60  号: 15  ページ: 56-58  発行年: 2015年12月01日 
JST資料番号: L0332A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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1群TMR(全ての搾乳牛に同じTMRを給与)と複数TMR(群により別々のTMRを給与)について解説した。1群TMRの最大のメリットは作業の簡略化であり,栄養面から見たメリットは泌乳量の持続とルーメン性状の安定である。一方,デメリットには泌乳中後半の過肥傾向,栄養濃度の不適合,飼料コストの増加傾向があり,それらを抑える手段として繁殖成績の改善と個体選抜が挙げられる。1群TMRで問題が起こっている場合は,複数の泌乳牛用TMRの給与が改善策になる。複数TMRでは高泌乳用と中低泌乳用の2種を調製し,泌乳最盛期群には産乳性と繁殖を意識した高レベルの栄養を供給し,泌乳中後期群には栄養濃度を抑えて過肥リスクを下げ,コストもセーブしていく。高泌乳群と中低泌乳群の割合は7:3程度が好ましい。牛自体の健康に最も理想的なのは,泌乳ピークに痩せず,後半に肥らないことであり,本来,1種類のTMRでの栄養管理はマッチしない。乳牛の健康度の保持の必要性やコスト面からも,TMRの複数化が求められており,近年の酪農情勢を加味すれば,栄養1群を推奨することはナンセンスになりつつある。
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分類 (2件):
分類
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牛  ,  配合飼料 

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