文献

J-GLOBAL ID：201502203309181899   整理番号：15A0666369

シェールオイル開発における掘削・仕上げ技術に関する最新技術動向

Latest technical trend on drilling and completion technology in shale oil development

著者 (4件)： 大東昌記 (石油天然ガス・金属鉱物資源機構) ,  山下裕士 (石油天然ガス・金属鉱物資源機構) ,  並川貴俊 (石油天然ガス・金属鉱物資源機構) ,  三上和昭 (石油天然ガス・金属鉱物資源機構)
資料名： 石油技術協会誌  (Journal of the Japanese Association for Petroleum Technology)
巻： 80  号： 2  ページ： 142-146  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： G0188A  ISSN： 0370-9868  CODEN： SGKYAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： シェール開発プロジェクトが活発になった大きな要因として,掘削技術の進歩による「掘削費の削減」と仕上げ技術の進歩による「生産性の向上」が挙げられる。具体的には水平坑井掘削や水圧破砕法などの技術が近年著しく発展したことによってシェール開発自体が経済的合理性を有するようになったことに起因する。技術の進歩としては坑井間隔の最適化,フラクチャリング技術,そしてステージ間隔とフラック数等を挙げることができる。さらに,天然亀裂を有効利用し,フラクチャーを遠方に進展させる技術であるファーフィールドダイバージョンも活用されている。シェールオイルは同じフィールド内でも生産性のばらつきが大きく,生産性のよくない鉱区では経済的な開発が困難であるので,その地域の油・ガス層挙動をよく見極め坑井間隔やフラクチャリングのオペレーションを工夫することで回収率・生産性を最大化させなくてはならない。

シソーラス用語： *シェールオイル ,  *坑井仕上 ,  水平井 ,  *水圧破砕 ,  坑井掘削 ,  *油田開発
準シソーラス用語： *フラクチャリング

分類 (2件)： 坑井掘さく一般  (UA09010Q) ,  油田,ガス田;油,ガス資源  (UA01110V)

引用文献 (1件)：

• Advanced Resource International Inc.,2013: 平成25年度技術動向調査「Trend Survey on Exploration and Development of Shale Oil」 報告書.

タイトルに関連する用語 (5件)： シェールオイル ,  開発 ,  掘削 ,  仕上げ ,  技術動向