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J-GLOBAL ID：201502203327114938   整理番号：15A1097993

カーボンナノチューブ-粘土煉瓦廃棄物(Homra)複合材料セメントの耐火性及び力学的特性

Fire resistance and mechanical properties of carbon nanotubes - clay bricks wastes (Homra) composites cement

著者 (4件)： AMIN M.S. (Dep. of Basic Sciences and Technol., Community Coll., Taibah Univ., Saudi Arabia) ,  AMIN M.S. (Chemistry Dep., Fac. of Sci., Ain Shams Univ., Cairo, Egypt) ,  EL-GAMAL S.M.A. (Chemistry Dep., Fac. of Sci., Ain Shams Univ., Cairo, Egypt) ,  HASHEM F.S. (Chemistry Dep., Fac. of Sci., Ain Shams Univ., Cairo, Egypt)
資料名： Construction and Building Materials  (Construction and Building Materials)
巻： 98  ページ： 237-249  発行年： 2015年11月15日 
JST資料番号： T0560A  ISSN： 0950-0618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文の目的は,Homra/OPC混合物の力学的特性及び耐火性に及ぼすカーボンナノチューブ(CNT)の影響を評価することであった。Homraは,エジプトにある粘土煉瓦産業から産出される固形廃棄物である。ナノ複合材料は,Homra/OPC混合物にCNTを種々の量(0.02,0.05,0.1及び0.2mass%)加えて得られ,HomraでOPCを部分置換(10,20及び30mass%)して準備した。ナノ複合材料混合物の耐火性は,各種混合セメントペーストを,300,600及び800°Cで3時間燃焼して研究した。各燃焼温度で,各種混合セメント-CNT複合材料の圧縮強度値を測定した。その結果,CNTを0.1(mass%)加えると,硬化Homra/OPC混合セメント-CNT複合材料の熱的及び力学的特性が改善されることが分かった。XRD,DSC及びSEMの結果,CNTの存在は,純粋のOPCあるいはOPC混合物の水和反応速度に影響しないこと,物理的寄与によって圧縮強度及び耐火性を増大させること,水和生成物間の細孔を満たし,水和物間及び亀裂間の橋として作用すること,が分かった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  耐火煉瓦 ,  廃棄物 ,  *耐火性 ,  ポルトランドセメント ,  最適化 ,  水和反応 ,  微細構造 ,  水和物 ,  熱処理 ,  圧縮強さ ,  ポゾラン反応 ,  エジプト・アラブ共和国 ,  置換率 ,  濃度依存性 ,  熱分析 ,  焼成 ,  亀裂 ,  X線回折分析 ,  電子顕微鏡観察 ,  示差走査熱量測定 ,  *廃物利用 ,  強度発現 ,  残留強度 ,  温度依存性 ,  *ナノ複合材料
準シソーラス用語： DSC【熱量測定】

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

タイトルに関連する用語 (7件)： カーボンナノチューブ ,  粘土煉瓦 ,  廃棄物 ,  複合材料 ,  セメント ,  耐火性 ,  力学的特性