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J-GLOBAL ID：201502203328251513   整理番号：15A0832622

乳牛におけるルーメン細菌群集組成は2回の泌乳サイクルの過程で動的であり,飼料効率と相関する

Ruminal Bacterial Community Composition in Dairy Cows Is Dynamic over the Course of Two Lactations and Correlates with Feed Efficiency

著者 (6件)： JEWELL Kelsea A. (Univ. Wisconsin-Madison, Wisconsin, USA) ,  MCCORMICK Caroline A. (Univ. Wisconsin-Madison, Wisconsin, USA) ,  ODT Christine L. (Agricultural Res. Serv., USDA, Wisconsin, USA) ,  WEIMER Paul J. (Univ. Wisconsin-Madison, Wisconsin, USA) ,  WEIMER Paul J. (Agricultural Res. Serv., USDA, Wisconsin, USA) ,  SUEN Garret (Univ. Wisconsin-Madison, Wisconsin, USA)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 81  号： 14  ページ： 4697-4710  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ウシなどの反芻動物は摂取した食餌の消化をルーメン内の微生物に依存している。本研究では,乳牛の2回の泌乳サイクルの間におけるルーメン内の細菌叢の変動について分析した。ルーメン試料の細菌組成は,454パイロシーケンシングを用いて,16S rRNA遺伝子のV6からV8領域を配列決定することにより分析した。サンプリング時期によるルーメン細菌群の大規模データベースを作製した。それぞれのウシの総飼料効率(GFE)は,エネルギー修正ミルク(ECM)を乾物摂取量(DMI)で割ることにより得た。泌乳サイクルの1回目と2回目ではルーメンの細菌組成はほとんど同じであった。哺乳期(初期,中期,および後期)の間に細菌組成は変動し,GFEおよびRFI(余剰飼料摂取量)で表されるウシの飼料効率と細菌組成の間には相関性がみられた。

シソーラス用語： *瘤胃微生物 ,  *乳牛 ,  *ミクロフローラ ,  細菌 ,  飼料効率 ,  細菌検査 ,  rRNA遺伝子 ,  遺伝学実験技術 ,  ヌクレオチド配列 ,  哺乳期 ,  乳汁分泌 ,  主成分分析
準シソーラス用語： 16S rRNA遺伝子 ,  ピロシークエンシング ,  乾物摂取量 ,  *細菌群集組成

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  微生物の生態  (EG03040J)

タイトルに関連する用語 (8件)： 乳牛 ,  ルーメン ,  細菌群集組成 ,  泌乳 ,  サイクル ,  過程 ,  飼料効率 ,  相関