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J-GLOBAL ID:201502203345519244   整理番号:15A0962252

サリチル酸誘導Salvia miltiorrhiza細胞培養におけるカルシウム動員及びそのロスマリン酸の蓄積に及ぼす影響

Calcium Mobilization in Salicylic Acid-Induced Salvia miltiorrhiza Cell Cultures and Its Effect on the Accumulation of Rosmarinic Acid
著者 (7件):
資料名:
巻: 175  号:ページ: 2689-2702  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: E0344C  ISSN: 0273-2289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Ca2+は種々のシグナルに対する植物応答におけるセカンドメッセンジャーとして働き,サリチル酸(SA)は多くのストレスに対する植物応答を仲介するシグナルとして認識されている。最近,SA処理がSalvia miltiorrhiza細胞の細胞質酸性化及び細胞外媒質のアルカリ化をもたらすことを見出した。本研究において,SAがプロトプラストにおいてCa2+動員を急速に誘導するが,誘導が原形質膜かあるいはオルガネラ膜のどちらかのチャンネル遮断薬により遮断されることを示した。SA,A23187,あるいは10mmol/L Ca2+処理の後,ロスマリン酸(RA)蓄積は16時間で最高レベルに達し,一方原形質膜チャンネル遮断薬が用いられた場合には,ピークは10時間で見出された。それに反して,オルガネラチャンネルが遮断された時にはRAの最高蓄積は16時間で生じ,SA誘導細胞と同じ傾向を示した。これらの知見と一致して,リアルタイムPCRにより認めたフェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)活性とその遺伝子発現の両者もまた,同じパターンを示した。これらの結果から,SA処理はまず内部貯蔵所からのカルシウム放出をもたらし,順々にPAL活性上昇,RA蓄積,及びSA誘導の10時間後にアポプラストからの大量のCa2+流入をもたらすことを示した。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物質の代謝  ,  生物学的機能  ,  細胞・組織培養法 

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