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J-GLOBAL ID:201502203407734074   整理番号:15A1033274

Ti-Nb合金における焼入れマルテンサイトの変形に伴う結晶構造と材料特性の変化

Change in Crystal Structure and Material Properties with Deformation of Quenched Martensite in Ti-Nb Alloys
著者 (2件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 461-467 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0023A  ISSN: 0021-4876  CODEN: NIKGAV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Ti-Nb合金のヤング率と制振性評価の指標となる内部摩擦の変化に関するこれまでの研究で,Ti-20Nb合金のa′′組織に圧下率5%程度の弱加工を加えることにより,大幅な内部摩擦の増加が生じることが分かっているが,これらの現象に対するメカニズムは不明である。そこで本研究では,Ti-(10~20)Nb合金の溶体化焼入れによるマルテンサイト組織の材料特性と結晶構造,その弾塑性変形に伴う変化について調べた。得られた知見を以下に示す。1)溶体化焼入れ材ではTi-15Nbのa′でヤング率が極小,Ti-18Nbのa′′で内部摩擦が極大となった。弱加工に伴いTi-(15~20)Nbともにヤング率は減少するなど,材料特性に及ぼす弱加工の影響を明らかにした。2)弱加工に伴う相変態・構造変化を,ピーク分離により検討した。3)材料特性の変化は弾塑性変形に伴う相変態・構造変化挙動から生じているとの観点から模式図を描き,連続的な変化メカニズムを示唆した。
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分類 (2件):
分類
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変態組織,加工組織  ,  機械的性質 
引用文献 (19件):
  • 1) S. G. Fedotov and P. K. Belousov: Phys. Met. Metallogra. 17(1964) 83–96.
  • 2) H. Matsumoto, S. Watanabe, N. Masahashi and S. Hanada: Metall. Mater. Trans. A 37(2006) 3239–3249.
  • 3) Y. Mantani, M. Tajima and K. Kudou: Memoirs of Suzuka National College of Technology 42(2009) 63–68.
  • 4) M. Niinomi, T. Akahori and M. Nakai: Mater. Sci. Eng. C 28(2008) 406–413.
  • 5) N. Sakaguchi, M. Niinomi, T. Akahori and H. Toda: J. Japan Inst. Metals 70(2006) 89–95.
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