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J-GLOBAL ID：201502203409642168   整理番号：15A0621879

化石燃料から再生可能エネルギー源に遷移するための最適エネルギーミックス-メキシコの電力システムの場合

Optimal energy mix for transitioning from fossil fuels to renewable energy sources - The case of the Mexican electricity system

著者 (3件)： VIDAL-AMARO Juan Jose (Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Instituto de Ingenieria, Circuito exterior S/N Edificio 12, Ciudad ...) ,  OSTERGAARD Poul Alberg (Aalborg Univ., Vestre Havnepromenade 9, 9000 Aalborg, DNK) ,  SHEINBAUM-PARDO Claudia (Universidad Nacional Autonoma de Mexico, Instituto de Ingenieria, Circuito exterior S/N Edificio 12, Ciudad ...)
資料名： Applied Energy  (Applied Energy)
巻： 150  ページ： 80-96  発行年： 2015年07月15日 
JST資料番号： A0097A  ISSN： 0306-2619  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 再生可能エネルギー源(RES)の最適ミックスの確立は,十分な負荷追従容量を持つ低炭素エネルギーシステムの創出に関係している。化石燃料ベースエネルギーシステムから,RESベースシステムへの遷移は,RESの浸透が中間期における特定のターゲットにより導かれるべきプロセスである。さらに,遷移プロセスの全段階におけるRESと化石燃料からの相対的な寄与を,明瞭な最適化基準により同定すべきである。本論文において,RES生産と電力需要の時間値を考慮することにより,電力システムにおけるRESと化石燃料の最適ミックスを決定するための最小トータルミックス容量(MTMC)と呼ぶ方法論を提案した。MTMC方法論を,化石燃料に大いに依存しているメキシコの電力システムに適用した。メキシコ議会は,化石燃料ベース発電を,2024年までに65%,2035年までに60%,2050年までに50%に限定すると発令した。MTMC方法論を用いて,2024年目標を達成するための3つのシナリオ(低,中,高バイオマス)を構築することにより,メキシコの電力システム内にRESを統合する可能性を調べ,風力と太陽光発電の寄与が変動した場合のシナリオに対するシステムの応答を分析した。電力を輸入せずに需要を満たすのに必要な化石燃料に基づく最小補償容量を評価し,遷移システムに対するトータルミックス容量を求めた。MTMC方法論を用いて,最低の35%のRES電力生産を達成するバイオマス,風力,および,太陽光発電のいくつかの組み合わせを同定した。しかしながら,最小全容量を,すなわち,最適ミックスをもたらすのはたった1つの組み合わせしか無いことがわかった。さらに,すべてのシナリオの中で,代替とみなすことができるほぼ最適となるミックスの領域を同定した。バイオマスは,RES生産の点で最も効果的で,要求される全電力発生容量が最小となった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 化石燃料 ,  再生エネルギー ,  *最適化 ,  *メキシコ合衆国 ,  *電力系統 ,  負荷追従運転 ,  バイオマス ,  太陽光発電 ,  風力
準シソーラス用語： *エネルギー・ミックス ,  メキシコ ,  再生可能エネルギー ,  *電力システム

分類 (2件)： エネルギーに関する技術・経済問題  (LA01050V) ,  自然エネルギー一般  (LB03010U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 化石燃料 ,  再生可能エネルギー源 ,  遷移 ,  エネルギーミックス ,  メキシコ ,  電力システム