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J-GLOBAL ID:201502203440879495   整理番号:15A0829281

マメ科胚細胞の自家不和合性の証拠はバラ科,ナス科,及びオオバコ科のS-RNアーゼの系統遺伝子によって決定されない

No evidence for Fabaceae Gametophytic self-incompatibility being determined by Rosaceae, Solanaceae, and Plantaginaceae S-RNase lineage genes
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巻: 15  号: June  ページ: 15:129 (WEB ONLY)  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景。バラ科,ナス科やオオバコ科の自家不和合性(SI)種の同じS-RNアーゼ系統遺伝子を補充することによって,マメ科の配偶体(G)SIはRNアーゼベースであるとの仮説に取り組む。結果。アカツメクサ,Medicago truncatula,ヒヨコマメ,ダイズ及びLupinus angustifoliusのゲノムにおいてSSK1様遺伝子を最初に同定する。その後,これらのゲノム中のS系統T2-RNアーゼ遺伝子を特性化する。M.truncatulaとC.arietinumゲノムでは,大きな足場が利用可能であり,これらの配列は系統発生分析でS-花粉様遺伝子とクラスタのFボックス遺伝子により囲まれている。しかし,T.pratenseでは,S-RNアーゼの系統遺伝子は,組織中での発現がGSIに関与しないことを示す。また,多様性のレベルは,他のS-RNアーゼ遺伝子について観察されたものよりも低い。ナシ亜連PyrinaeのS-遺伝子の系統発生的に関連する,M.truncatulaとC.arietinumのS-RNアーゼとS-花粉様遺伝子は,GSIに関与する組織以外の組織でも発現される。他のT2-RNアーゼがマメ科GSIを決定できるか解明するため,ここでは自家受粉と交差受粉で花粉の成長率に有意な差を示すCytisus striatusの柱頭トランスクリプトーム様式を得た。C.striatusのS-RNアーゼ様遺伝子の発現および多型分析により,これら遺伝子はいずれもS-雌ずい遺伝子ではないことを示した。結論。従って,マメ科,ナス科およびオオバコ科のS-RNアーゼ系統遺伝子によってマメ科GSIを決定す証拠は見いだされなかった。制御された交雑でマメ科のS-雌しべ遺伝子,遺伝子発現分析,多様性レベルおよび分離分析を特徴づけるためには,GSIが生じる組織においてそれらが高い発現レベルを示すことが必要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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進化論一般  ,  生殖 

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