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J-GLOBAL ID:201502203443251089   整理番号:15A0531588

タンパク質キナーゼCK2による階層的なリン酸化の系統的研究

Systematic investigation of hierarchical phosphorylation by protein kinase CK2
著者 (11件):
資料名:
巻: 118  ページ: 49-62  発行年: 2015年04月06日 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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複数のリン酸化部位は基質中でしばしばクラスター化しているが,クラスター内のリン酸化機構は系統的に研究されていない。興味深いことに,酸性残基に加えタンパク質キナーゼCK2はコンセンサスの決定要因としてリン酸化セリン残基を用いうる。このことはCK2が他のキナーゼと協調して作用するかもしれないことを示唆する。筆者らは,進行性の複数部位リン酸化の状況下の,そして予備刺激するプロリン指向性キナーゼと協調した,CK2による階層的リン酸化の最適なコンセンサス配列をたどるため,ペプチドアレイアプローチを用いた。結果はCK2を含む階層的リン酸化が複数のリン酸化決定残基,または典型的決定残基とリン酸化決定残基の特異的組合せの何れかの正確な位置取りを必要とぢ,典型的CK2リン酸化と同様に酵素的に好ましかり得ることを示唆する。1600を越えるヒトのタンパク質が少なくとも1つのCK2階層的コンセンサスモチーフを含み,それらのモチーフの約20%が少なくともin vivoリン酸化部位として報告されているものを含む。これらのモチーフはヒトプロテオーム中に非ランダムに出現し,特異的細胞プロセスを制御するタンパク質で有意に豊富である。併せて,本結果は階層的リン酸化が非常に重要な生物学的プロセスの調節に寄与するかもしれない強いin vitroの証拠を提供する。加えて,本結果は構成的に活性なキナーゼであるCK2が細胞プロセスに調節的に関与しうる機構を示唆する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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