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J-GLOBAL ID：201502203456590185   整理番号：15A0910192

流域の雨水管理に係る最近の海外動向 海外でのグリーンインフラ・プロジェクト展開の動向

著者 (2件)： 福岡孝則 (神戸大 大学院工学研究科) ,  加藤禎久 (茨城大)
資料名： 水循環 貯留と浸透  (Journal of Hydrological System)
号： 97  ページ： 17-22  発行年： 2015年07月17日 
JST資料番号： L7396A  ISSN： 1346-6089  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,気候変動に伴う集中豪雨の増加などによる洪水などの水災害と,都市化の進展による雨水流出量の増加や蒸発散の減少に対して,水循環に配慮した持続的な雨水管理の重要性が増している。持続的な雨水管理とは,都市内の雨水管理を屋上緑化,透水性舗装,緑溝などの手法を組み合わせることにより,雨水流出量抑制や速度の遅延,雨水浸透や一時貯留,蒸発散を促進し,都市化により喪失・分断された自然の水循環の回復を図る考え方を指す。本稿では,海外でのGIプロジェクトの展開としてポートランド市・街区スケールの事例と,シンガポール・都市スケールの事例を紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： 管理 ,  *雨水 ,  *水循環 ,  抑制 ,  浸透 ,  *インフラストラクチャー ,  オレゴン州 ,  シンガポール共和国
準シソーラス用語： *グリーンインフラ ,  *雨水管理 ,  雨水浸透 ,  流出抑制

分類 (2件)： 水利用,その他  (RC11030Q) ,  下水道工学,廃水処理一般  (SC03010E)

引用文献 (4件)：

• 福岡孝則・加藤禎久(2015):ポートランド市のグリーンインフラ適用策事例から学ぶ日本での適用策整備に向けた課題:ランドスケープ研究78(5),777-782
• Zidell Yards District-Scale Green Infrastructure Scenarios, http://www.asla.org/2014awards/332.html, American Society of Landscape Architects, 2015年5月29日参照
• Ahern, J. (1999) : Spatial concepts, planning strategies, and future scenarios. In Landscape ecological analysis: Issues and applications, (Eds.) J. M. Klopatek and R. H. Gardner, 175-201. New York : Springer-Verlag.
• ABC Water Design Guidelines (2007, 2011, 2014) : PUB Singapore

タイトルに関連する用語 (7件)： 流域 ,  雨水管理 ,  動向 ,  グリーン ,  インフラ ,  プロジェクト ,  展開