文献
J-GLOBAL ID:201502203476414340   整理番号:15A1000479

バイオガス生産のための半連続嫌気性消化:酢酸アンモニウム補充の影響と微生物群落の構造

Semi-continuous anaerobic digestion for biogas production: influence of ammonium acetate supplement and structure of the microbial community
著者 (7件):
資料名:
巻:号: Feb  ページ: 8:13 (WEB ONLY)  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:食品廃棄物の効率的な処理方法として,バイオガス生産のための嫌気性消化(AD)が広く用いられている。適量のアンモニアと揮発性脂肪酸(NH4+/VFA)によるADの効率性と安定性の向上を理解するために,酢酸アンモニウム補充を用いた対応する微生物群落の特性を,NH4+/VFAの補充のある,または補充のない試料の変性剤濃度勾配ゲル電気泳動(DGGE)とパイロシークエンシング解析により調べた。結果:本研究では,酢酸アンモニウムを添加する4種の異なる補充戦略を調べた。これはブランク群(酢酸アンモニウムの補充なし),低い群(L群,0.7g/L/日),中程度の群(M群,1.0g/L/日)および高い群(H群,1.3g/L/日)から成る。一日平均のガス生産量は,L,M,Hおよびブランク群でそれぞれ,1839mL/日,1655mL/日,1448mL/日および1488mL/日であった。結果から,NH4+/VFAの不在または過剰投入がAD稼動の阻害または失敗につながることを明らかにした。ブランクおよびH群を,DGGEおよびパイロシークエンシング解析による微生物群落のさらなる調査のために選択した。様々なAD段階でブランク群とH群の間に微生物群落の有意差が観察された。結論:酢酸アンモニウムは,効率的なサプリメントとして,半連続AD稼動の特性に大幅に影響を与える。DGGEおよびパイロシークエンシング解析から,種々の真正細菌と古細菌の群落が様々なAD段階でブランクおよびH群に発生したことが分かった。従って適切な酢酸アンモニウムの補充により微生物群落のバランスを維持することができ,最適バイオガス生産を目指してAD稼動および微生物組成を調整するために適用される可能性がある。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物の生化学  ,  微生物の接種・培養法  ,  生物燃料及び廃棄物燃料  ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る