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J-GLOBAL ID:201502203501446490   整理番号:15A1088870

ヒト肺癌腫細胞へのプロトンとガンマ照射の影響 遺伝子発現,細胞周期,細胞死,上皮間葉転換および生物学的な終結点としての腫瘍-幹細胞特性

Effect of proton and gamma irradiation on human lung carcinoma cells: Gene expression, cell cycle, cell death, epithelial-mesenchymal transition and cancer-stem cell trait as biological end points
著者 (5件):
資料名:
巻: 780  ページ: 35-46  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: C0520B  ISSN: 0027-5107  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プロトン線治療は従来のガンマ線治療よりもその高い物理的線量保持能力のために優れている。しかしガンマ線と比較したその生物学的な影響の情報は少ない。ここではヒト-非小型細胞肺癌腫細胞(A549)を用い,これら照射の細胞周期,死,上皮間葉転換(EMT)および”stemness”への影響を検討した。プロトン照射(3MeV)はガンマ照射よりも2倍の細胞毒性を示し,強くて長い細胞周期停止を引き起こした。対等の線量ではプロトン照射に応答する遺伝子の数はガンマ照射よりも10倍以上多かった。同じ細胞毒性を与える線量では,プロトン照射細胞はガンマ線照射の場合よりも細胞接着能,移動能が低下していた。プロトン照射はCancer Stem Cell(CSC)のマーカーであるアルデヒドデヒドロゲナーゼ活性やCD44+による表層表現型分類によれば,CSC様細胞集団を低下させる効果も高かった。これらの結果は腫瘍拡大の基盤となる分子細胞過程の抑制という点でプロトン照射の有効性が確認されたことを示している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞レベルに対する影響 

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