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J-GLOBAL ID:201502203508089853   整理番号:15A0535570

BRAF偽遺伝子は競合内因性RNAとして機能しin vivoリンパ腫を誘導する

The BRAF Pseudogene Functions as a Competitive Endogenous RNA and Induces Lymphoma In Vivo
著者 (24件):
資料名:
巻: 161  号:ページ: 319-332  発行年: 2015年04月09日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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過去10年を超える研究は,生理学と疾患における偽遺伝子の重要な役割を提示してきた。In vitro実験は,偽遺伝子がいくつかの機序を介して細胞形質転換に関与することを実証した。しかし,癌発症における偽遺伝子の原因的役割に対するin vivoの証拠は欠如している。本稿で著者らは,完全長マウスB-Raf偽遺伝子であるBraf-rs1,またはその偽”CDS”,または”3′UTR”のいずれかを過剰発現するように操作されたマウスが,ヒトびまん性大B細胞リンパ腫に類似する進行性悪性腫瘍を発生することを報告する。著者らは,Braf-rs1とそのヒトオルソログであるBRAFP1が,in vitroとin vivoにおいてBRAF発現とMAPK活性化を上昇させる競合的内因性RNA(ceRNA)として,少なくとも部分的に発癌活性を顕在化することを示す。特に著者らは,BRAFP1遺伝子の転写またはゲノム異常が,B細胞リンパ腫を含む複数のヒト癌で頻繁に生じることを発見した。著者らの遺伝子操作マウスモデルは,偽遺伝子腫瘍形成能を明らかにし,またceRNA媒介性ミクロRNA隔離が癌発生に関与する可能性を示す。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発癌機序・因子  ,  血液の腫よう  ,  細胞生理一般  ,  遺伝子発現 

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