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J-GLOBAL ID:201502203519442777   整理番号:15A0923020

キャリア蛋白質との翻訳融合におけるAeromonas hydrophilaの外膜蛋白質OmpFのB細胞エピトープの同定及び免疫原性能

Identification and immunogenic potential of B cell epitopes of outer membrane protein OmpF of Aeromonas hydrophila in translational fusion with a carrier protein
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資料名:
巻: 99  号: 15  ページ: 6277-6291  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Aeromonas hydrophilaの外膜蛋白質F(AhOmpF)の特異的免疫優性エピトープに対する免疫応答を選択的に照準とすることにより,非特異的応答を除去する直接的戦略を考案した。インシリコで予測したAhOmpFの5種類の推定エピトープを,大腸菌の熱不安定性エンテロトキシンB鎖(LTB)と遺伝学的に結合した。大腸菌に発現した組換え融合蛋白質を可溶化封入体から精製し,再折畳みした。融合蛋白質はLTBのGM1ガングリオシド受容体結合活性を保持し,適切な折畳みを示した。5種類の融合蛋白質の4種類が高度に免疫原性であることを見出した。4種類の蛋白質の内,OmpFの66-80アミノ酸残基を持つ融合蛋白質に対する抗血清(抗rEpiF1)はELISAにおいて標的化rOmpFと最大交差反応性を与え,ウェスタンブロットにおいて両融合パートナーrOmpF及びrLTBを認識した。抗血清の抗体アイソタイプ判定及び感作マウス由来の脾細胞の培養上清液のサイトカインアレイ分析により,Th2に対する偏りを伴う混合Th1/Th2免疫応答を明らかにした。抗rEpiF1抗体はA.hydrophila生細胞の細胞膜と結合し,凝集させた。このように得られた結果から,キャリア蛋白質との融合におけるOmpFエピトープ(66-80)がA.hydrophilaに対する有望なワクチン候補であることを示唆した。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  抗原・抗体・補体の生化学  ,  微生物の生化学 

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