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J-GLOBAL ID:201502203544247423   整理番号:15A1187502

Ru2(II,II)オキシピリジナートの電子構造:軸位配位子結合に対する合成的,構造的及び理論的洞察

Electronic Structure of Ru2(II,II) Oxypyridinates: Synthetic, Structural, and Theoretical Insights into Axial Ligand Binding
著者 (5件):
資料名:
巻: 54  号: 17  ページ: 8571-8589  発行年: 2015年09月07日 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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配位性溶媒(テトラヒドロフランなど)及び非配位性溶媒(トルエンやCH2Cl2)中でのZnあるいはFeCl2による(4,0)-Ru2(chp)4Cl(1)(chp=6-クロロ-2-オキシピリジナート)の還元反応について調べた。前者の場合,配位性溶媒(L)が軸位配位した一連のRu2(II,II)錯体,Ru2(chp)4(L)(L=テトラヒドロフラン(2),ジメチルスルホキシド(3),トリフェニルホスフィン(4),ピリジン(5),アセトニトリル(6))が生成した。後者の場合は,二量体化学種,[Ru2(chp)4]2(7)あるいは[Ru2(chp)4]2(ZnCl2)(8),を得た。軸位非配位化合物及び軸位配位化合物の分子構造及び電子構造を密度汎関数法により計算し,これらの化合物がRu-Ru結合距離と電子構造に基づいて3つのグループに分類できることが分かった。すなわち,2,3,5,6,7,8,仮想的軸位非配位化合物及び水またはアンモニア配位化合物は基底状態の電子配置が(δ*)2*)2で表せる第1グループに分類される。化合物4とCH2Cl2付加体はその基底電子状態が(δ*)2*)2と(δ*)1*)3の中間で表せる第2グループに分類できた。第3グループにはN2,S-結合ジメチルスルホキシドあるいはCOが付加した仮想的化合物が属し,基底状態電子配置は(δ*)1*)3で表せた。これら化合物の電子スペクトルを測定し,時間依存密度汎関数理論計算に基づいて帰属した。
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分類 (4件):
分類
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白金族元素の錯体  ,  分子の電子構造  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  錯体の可視・紫外スペクトル 
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