抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東日本大震災以降,我が国のエネルギー供給事情は悪化しており,経済にも悪影響が出ている。一方で,地球温暖化の防止のために,化石燃料の消費の抑制が求められている。こうした状況下,再生可能エネルギーに対する期待は大きい。再生可能エネルギーは,発電以外の熱分野においても利用できる貴重な熱源であり,地中熱,下水熱,河川熱,工場排熱などを利用した取り組みが導入されつつある。そのために用いられる技術がヒートポンプである。ヒートポンプは,空気や地中,水などから冷媒を介して熱を集め,必要な場所や媒体に熱を移動させる技術である。ヒートポンプ普及拡大が進んだ場合,大きな省エネルギー効果,CO2削減効果が見込まれる。